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グローバル利益最大化に向けたSCMオペレーションの再構築

高機能化学についてのアクセンチュアの論考。これまでと同様に、架空の日系化学メーカーA社の高機能化学部門を題材に、グローバル利益最大化に向けたSCMオペレーション改革について説明。

SCMオペレーションによる変革とは

アクセンチュア株式会社
素材エネルギー業本部
戦略グループ
マネジャー
森田 哲平

アクセンチュア株式会社
素材エネルギー業本部
戦略グループ
マネジャー
安田 信太郎

「抜本的事業構造変革」による高収益への道程 第4回

日系化学メーカーのグローバル化の進展に伴い、個々の工場・拠点の改善に留まらず事業全体・拠点横断での競争力強化(≒「グローバルでの利益最大化に向けたSCMオペレーションの再構築」)へ取り組むことが必要な事業/製品が増えてきている。 その実現に向けては、現在ほぼ見えていない「海外拠点のパフォーマンス」を的確に把握することや、グローバル全体最適を志向したダイナミックな「原料・製品のグローバルアロケーション」を実行可能な体制を整えることが必須である。 また、阿吽が通用する日本国内とは異なり、グローバルでの変革実現は様々な阻害要因が存在する。グローバル拠点を跨いだ事業単位での全体最適化を目指すという経営トップの強いコミットメントのもと、製品用途・顧客戦略と生産拠点配置やモノの流し方を明確化し、戦略の遂行を支える本社と各拠点の役割・責任分担と業務のあり方を定め、各拠点レベルの業務・意識の変革まで踏み込み、定性・定量の両側面での情報の見える化と仕組み構築を地道に行っていくことが肝要である。

月刊「化学経済」2009年5月号掲載

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