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インテリジェント・インフラストラクチャ

デジタルテクノロジーの発達に対して従来のITインフラは限界を迎えています。俊敏かつ柔軟なインテリジェント・インフラストラクチャの構築が急務です。

概要

大多数の企業ITインフラはソーシャルネットワーク、モバイル、アナリティクス、クラウドなどの新たなデジタルテクノロジーがもたらす変革に追随できず、限界点に達しています。

一方で、デジタルテクノロジーから受けられる恩恵は多大であり、顧客対応の迅速化、従業員の生産性向上、製品開発期間の短縮化、サプライチェーンのストリームライン化など、空前のスピードで変化している市場のニーズに柔軟に対応することが可能になります。

デジタル化の波に効果的に対応できない従来のITインフラではもはや、競争優位に立つことはできません。より俊敏性・柔軟性に富んだインテリジェント・インフラストラクチャの構築が急務です。

インテリジェント・インフラストラクチャはサイロ化したITインフラをクラウド上でシームレスに統合し、データセンターやネットワーク、ワークプレイス、セキュリティ、オペレーションの全般にわたり最適化、予測、自己学習、セルフ・プロビジョニング、自己修正を自動的に行い、デジタル化時代の競争力の源泉になります。

インテリジェント・インフラストラクチャを実現する要素は既にそろっています。今企業が取り組むべき課題は、そうした要素を統合し、デジタル・ビジネスの業績向上に効果的に活用することです。

概要をビデオでもご紹介しています。こちらもご覧ください。

背景

クラウドやモビリティ、ソーシャルネットワーク、アナリティクスなど今日の先端テクノロジーによって、今までにはない重要なビジネス・ケイパビリティが生まれていますが、それと同時にそれらの技術に対応する能力を持ち合わせていない既存のITインフラは限界点を迎えています。

大多数の企業のITインフラは拡張性に乏しく、標準化もされておらず、管理と日々のメンテナンスに膨大なコストが費やされています。ビジネスの成果を引き上げるどころか、足かせになっています。

デジタルテクノロジーを積極的に取り込んでいる企業に比べ、顧客対応のスピードやトランザクション時間に差が生じ、競争力が低下し、収益減につながりかねません。さらには、変化を続ける脅威へ効果的にセキュリティ対策ができず、企業の信頼性をも損なうかもしれません。

分析

アクセンチュアは、インテリジェント・インフラストラクチャには以下の6つの特徴が備わっていると考えます。

  1. プロセスとアプリケーションの自動化とオーケストレーション。また、動的にインフラの環境設定をする。

  2. パターンを学習し、必要なキャパシティを予測する。

  3. インフラを監視してリスクを喚起し、自己修正する。

  4. コスト最適化のためクラウドサービスプロバイダーを切り替える。

  5. 自動的にデバイスやデスクトップPCを安全に環境設定し、接続する。

  6. テクノロジーやビジネスモデルの変化を察知し、進化を続ける脅威への対策を取る。

提案

インテリジェント・インフラストラクチャを競合他社よりも早く現実するためには、企業はどのような実用的な対策を取るべきでしょうか。

必須の前提条件
一つは、インフラストラクチャとアプリケーション環境の標準化と統合化の迅速な推進です。 また、継続的にサーバーやOS、データベース、ストレージやネットワークの仮想化を進める取り組みも欠かせません。プラットフォーム標準化と仮想化テクノロジーの採用を通して、オペレーションの複雑さを軽減し、変動する企業のニーズに柔軟に対応し、より高い可用性と業務サポートを提供することができます。

フェーズ1:自動化とオーケストレーション
インフラストラクチャ・サービスにおける第1歩は、業務プロセスやテクノロジー、アプリケーションの自動化とオーケストレーションから始まります。

フェーズ2:サービス指向化
インフラサービスに対するビジネス要件は常に変化しています。今日かつてないほどに、可用性、俊敏性、柔軟性が要求され、業務とソーシャルの区分が不明瞭になっています。こうした中、インテリジェント・インフラストラクチャに求められる要素は「Everything as a Service(XaaS)」とも言えます。サービス指向化はインテリジェント・インフラストラクチャへの道筋の次なる重要なフェーズとなります。

フェーズ3:インテリジェント化
最後のフェーズでは、高度なアナリティクス・ケイパビリティを活用して自動化とサービスの統合を図り、インフラ自体がよりスマートで自律性を持つようになります。すなわち、人間の介入がほとんど、あるいは全くない状態でインフラのプロビジョニングや修正が可能となります。

自動化とオーケストレーションを通して、企業はより迅速なITインフラを取得します。サービス指向化は、その企業のインフラをもっと能動的なものに変革し、問題発生から対応までに要する時間を短縮し、変動するビジネスニーズへの適応能力を向上します。

最終ステップのインテリジェント化では、インフラはアナリティクスにより予測能力を備えます。継続的な状況のモニタリング、セルフ・プロビジョニング、アプリケーションやプロセスのプロバイダー間での移行によって費用対効果を最大限に高め、企業が新たなレベルのビジネスバリューを実現できるように支援します。


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