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ポストアベノミクス時代への備え~証券業界で勝ち残るための経営管理インフラ投資

FSアーキテクト Vol.37:アベノミクス後の不確実性の高い新時代に求められる「リスク分析力」と「比コスト分析力」。これらを支える経営管理インフラの整備と運営の必要性を見通します。

金融サービス本部
シニア・マネジャー
証券業担当
芦田 琢治


国内の証券業界は、アベノミクスの恩恵を受けて好調な業績を維持している。しかし、アベノミクス後には不確実性の高い新時代を迎えるだろう。

欧米の投資銀行の一部は、リーマンショックによる危機にあっても経費率を一定に維持し、高いROE(株主資本利益率)を達成した。不確実な環境下でも経費率を一定に保つには、迅速な意思決定と低コストでの変革実現を可能にする経営管理インフラが不可欠である。しかし、新時代には更なるものが求められる。即ち、「正確かつ迅速な収益予想のリスク分析力」と「顧客を含む多軸での収益対比コスト分析力」を支える経営管理インフラの整備と運営である。朗報は、アナリティクスなどの新たなテクノロジーの進化により、スピードアップと規模の拡大が容易になったことであろう。

多くの国内証券会社は、短期的な投資対効果を重視する傾向が強まっているが、その投資はビジネス環境の変化に耐えうるものとは言い難い。新時代に持続的成長を実現できるかどうかは、経営管理インフラへの投資を今実行できるかどうかにかかっているといっても過言でない。


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