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スリム化で勝つ ~ITは「身軽でスリム」な方が優れている

ビジネス戦略を支援するITとしては、身軽でスリムな方が優れていることが証明されています。スリム化をテーマに継続的にIT変革に取り組むことが今後の成長の必要条件になります。FSアーキテクト Vol.29。

IT戦略グループ
マネジング・ディレクター
IT戦略立案、アプリケーション戦略
ITトランスフォーメーション、 情報戦略担当
西村 雅史

 西村 雅史 

IT投資とは、「その投資により如何に市場シェアを確実に増やせるか(ポジショニングの向上)」、「競合他社よりも如何に企業のケイパビリティを高められるか(企業オペレーション効率の改善)」、という2つの目的で意思決定される。一方で、その意思決定が企業内のアプリケーションを多様化させ、様々なコンピューティング技術を共存させることとなり、意図した方向とは逆の結果(ブラックボックス化や成長の制約要因)になっているのが現実である。

本来、ITへの取組みは、絶えず効率化に向けられると同時に企業のケイパビリティを高めるためになされるべきである。

また、国の成長にとって、ITの高度化とグローバル化がその原動力であることは先進国の事例によって既に実証されている。一方、IT資産に縛られない新興国企業は、身軽なIT基盤を武器に、今後10年さらに成長を加速させることだろう。

このようにITにおいて、より「身軽でスリム」な方が優れていることが証明されつつある中、日本企業においても、今後10年、「スリム化」をテーマに継続的にIT変革に取組むことが成長(競争優位)の必要条件になると捉えている。

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