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2013年、保険業界を占う~トップラインに目を向ける

2013年の保険会社は、トップラインの向上に取り組むでしょう。営業力の強化やプロダクトアウトからソリューションの提案へ、発想の転換をどう実現するのか考察します。FSアーキテクト Vol.28。

金融サービス本部 マネジング・ディレクター
保険グループ担当
柴田 尚之

近年保険会社に対する見方は、保険加入率が限界点に達している現状から考えて、国内でのトップライン向上よりむしろ海外進出やコスト削減といった方向性の取り組みにマーケットの注目が集まっていた。実際に各社のディスクロージャーを見ても、大手損害保険会社は合併や経営統合といったコスト削減・経営効率化に注力している現状があり、大手生命保険会社においてもコスト削減が大きなテーマとして取り上げられている。

しかし、あえて2013年は再び国内マーケットでのトップライン向上 に真正面から取り組むことになると考える。コスト削減対応と並行しながら、損保業界再編に伴う各社の競争力増加、まだまだ開拓余地が多いとされる生保業界の新規マーケット分野での顧客獲得競争を通じて、トップラインをいかに伸ばすかが改めて経営課題の中心にくるものと思われる。前々回はソーシャルメディア、前回はアナリティクスを取り上げたが、今回はそれらを含めて、トップライン向上にあたって何を強化するべきなのか、そしてそれをどう実現していくのかを考えてみたい。

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