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インダストリーX.0ソリューション

概要

Six Critical Capabilities

6つの重要なケイパビリティ

デジタルテクノロジーは、あらゆる業界でビジネスを破壊し、変化を起こしています。

第4次産業革命をチャンスととらえ、活用したいと考える企業にとって、またとない好機が到来しています。アクセンチュアは、広範なサービスとソリューションにより、企業のデジタル戦略の推進を支援します。

エコシステムの
オーケストレーション

従来のバリューチェーンとは異なり、グローバルに分散した今日の「ボーダレス・エンタープライズ」は抜け穴が多く、サプライヤー、アドバイザー、請負業者、ディーラーおよび販売代理店、強力な製品イノベーション、インダストリーX.0に向けて準備を整える顧客からなるエコシステム全体のオーケストレーション(自動制御)が必要不可欠です。実際に、自動車の多くは、数百もの異なるサプライヤーの部品が使われており、コストを最小化し、生産スループットを最大化するには、フローとステージングの同期が欠かせません。多くの企業が中核の生産プロセスを細かく調整したり、場合によっては大々的に見直したりしてるものの グローバルなサプライチェーンや複数の異なる情報ストリームの最適化に対応できるだけの規模で改革を行っている企業はほとんどないというのが実状です。

オペレーショナル・ソフトウェアは、数百万台のコントローラーとセンサーを統合した産業用のオペレーショナル・ソリューションとアーキテクチャを提供することで、企業の「トップフロアとショーフロア」の接続を支援します。これらのソリューションで分析されるデータ・ストリームによって、従業員と機械間のよりシームレスで柔軟なコラボレーションが促進され、生産性と製品品質の両方が向上します。

これらの機能は必ずしも社内で確保する必要はありません。社内で賄っている企業もありますが、社外との協業やコラボレーションにより、世界レベルのオートメーション・コントローラー、ソフトウェア、センサー、アナリティクス、製品ライフサイクル管理ソリューションなどを、必要に応じて利用することが可能になります。大局的に見れば、このようなエコシステムを実現し全てを一体化させることは協調的な取り組みでもあります。企業の経営陣は、製品と顧客に関する洞察と、IIoT分野の社外専門家が持つプロセスとテクノロジーに関するノウハウとを融合させることで、これを実践しています。

新しい革新的なビジネスモデルを構築できるチャンスはなかなかなく、従来の製造業からデジタル産業に変革することは、一層画期的で困難な課題と言えます。しかし、今日のデジタル化時代は、そういった変革を実現させたいと望む企業にとって、またとない好機なのです。

製品ライフサイクル管理(PLM)

デジタルテクノロジーがビジネスにもたらす創造的破壊と変革はとどまるところを知りません。この新たな技術革新の荒波の最前線に立つのが、製品イノベーションと製品開発です。データ、プロセス、ビジネス、そしてITの統合は、製品やサービスのイノベーションをますます加速させています。企業は数十年間にわたりさまざまなツールを導入して、製品開発分野のデータやワークフローのデジタル化・自動化を推し進めてきました。そして今、企業の経営陣は、製品ライフサイクル管理(PLM)プロセスの効率性と有効性を最大限に高める最適なデジタル・モデルを構築することにより、投資利益率(ROI)の飛躍的な改善と研究開発の加速化を目指しています。

これらのトレンドは、PLMの新たな未来を築き、PLMのさらなる進化を後押しします。この取り組みに成功している企業は、デジタルのアプローチがPLMプロセスの有効性を劇的に引き上げることをよく理解しています。ソーシャル、モバイル、アナリティクス、クラウドといったデジタルテクノロジーは、効率的なネットワークの実現に欠かせないあらゆる機能や要素を巧みに結び付け、かつてないほどのスピードと拡張性を備え、インテリジェントに富んだPLMのプロセスを実現します。つまり、デジタルPLMモデルの基盤となるテクノロジーは、企業の内外にこれまで以上の俊敏性と対応力をもたらすのです。

テクノロジーと市場がますます進化する中でマーケット・リーダーになるには、強力なPLM戦略を持ち、実行することが非常に重要です。

アクセンチュアは、数十年間にわたり企業のPLM戦略および能力開発を支援してきました。お客様と協力しながら、企業全体にわたって包括的なアプローチを採用し、ビジネス・パフォーマンスの向上に適したソリューションを見極め、導入しています。

また、事業買収により包括的なPLMに関するケイパビリティをさらに拡張しています。PRIONグループとPCO InnovationはPLMに関する豊富なノウハウを有し、evoproグループはPLMプロセスに欠かせない産業用の組み込みソフトウェアを提供しています。これらの事業買収によって、PLMサービスの包括的なポートフォリオとノウハウがもたらされ、業界標準と企業独自の目標の両方を満たす最適なPLMソリューションをお客様に提供できることとなりました。また、業界ごとに強力なアライアンス・エコシステムを構築/活用しています。エコシステムの提携企業には、Dassault Systemes、Aras、Oracle、PTC、SAP、Siemens PLMなどが含まれます。

アクセンチュアは、製品ライフサイクル・パフォーマンスを支える4本の柱、すなわち①戦略②デジタル③テクノロジー④経営力の向上に重点を置き、お客さまの企業活動全体をカバーするエンドツーエンドのPLMコンピテンス構築に向けたプラン策定を支援します。

アナリティクス

ビッグデータ分析の急速な成熟に伴い、インダストリーX.0とIIoTが到来することとなりました。その根底には、マシンツーマシン(M2M)の通信とグローバル規模のセンサー網の存在があります。現在の製造はわずか10年前と比べてもまったく異なる様相を呈しており、製品そのものも違って見えます。これまで、ITや運用技術への投資はデータを中心としたものでしたが、企業はその可能性を十分に引き出すことができずにいました。

新たなテクノロジーを活用することで、企業はビジネスモデルを再構築できます。あるいは、製品や有形資産が開発され、データの生成が始まり、ネットワークに接続された時点で、まったく新しいビジネスを構築することも可能です。

たとえば、健全性、ロケーション、パフォーマンス、状態などの情報をブロードキャストできる製品を想像してみてください。自社製品の使用状況や動作について把握するためにこれらのデータを利用しない企業は、このような洞察を顧客に向けて提示できる企業に比べて著しく不利な立場に追い込まれることになります。

インダストリーX.0の進行ペースと重要度は分野ごとに異なるものの、変化を促進するトレンドは共通しており、私たちのあらゆる活動(仕事、遊び、コミュニケーションなど)のあり方が変わりつつあります。この明確で逆戻りすることのないシフトに大きく関与しているのが、以下に挙げる5つの「メガトレンド」です。

Digitization

デジタル化:あらゆる分野で、テクノロジーを超えた根本的な変化を引き起こしています

Mobility

モビリティ:ユーザーフレンドリーなモバイル・デバイスの登場により、他のユーザーやWebで提供される膨大なリソースと常時つながることができます

Expansion of New Capabilities

「エブリシング・アズ・ア・サービス」のビジネスモデルを可能にする新しい機能の拡大

Growing Urbanization

中国やインドなどの新興大国で特に顕著に見られる都市の拡大

The Quest for Greater Sustainability

製造分野と仕事以外の活動の両方において持続可能性の向上を目指す動き

これらのメガトレンドに適応することは重要なものの、多くのビジネスや経営モデルは、ビッグデータ分析ソリューションや、製品に内蔵されたセンサーからの洞察を容易に抽出・統合できるようにはデザインされていません。業務機能やビジネス・プロセスにアナリティクスを組み込むことで、高度にデジタル化されたデータ集約型の企業との継続的な競争が可能になります。

産業オートメーション

産業機械を手掛ける企業では、プロセスとソリューションの効率性と柔軟性を向上させ、製品を短時間で効率的に市場に投入するために多額の投資を行っており、産業用ソフトウェアやオートメーションの投資利益率を最大化する必要があります。

アクセンチュアは、ソフトウェア開発とエンジニアリング・サービスを手掛けるevoproグループの産業向け組み込みソフトウェア開発・サービス事業を買収しました。これによって、インダストリーX.0へ向けて、産業機械企業を支援するための能力が強化されることとなります。evoproグループは、ドイツ、ハンガリー、ルーマニア、トルコで事業を展開している企業グループで、産業機械や医療機器、自動車、建設、物流、運送などの業界で広く使用されている組み込みソフトウェア向けのサービスを提供してきました。今回の買収により、産業機械企業向けの産業ソフトウェア、テストと実装、オートメーション・ソリューションに関するアクセンチュアの能力が強化されます。またevoproは、アクセンチュアのモビリティ主導のコネクテッド製品イニシアチブや、インダストリアル・ソフトウェア・ソリューションを支える役目も果たしています。

産業用ソフトウェア:
機械やツール、コネクテッド・デバイスなどに組み込まれ、製造分野などの中核となるプロセスをより高速でスマート、さらに適応性のあるものに変えることで、プロセスの効率性と柔軟性を高めるものです。

産業オートメーション:
プロセスと生産ラインを自動化するシステム・インテグレーション・サービスのポートフォリオを提供します。 主に以下に挙げる3分野で、産業機械企業の支援を行っています。

①ファクトリー・オートメーション・サービス:
生産ラインの自動化に向けて工場の機械を設計、構築、導入するもの。Simatic IT HistorianSIMATIC TIAポータルSTEP 7(V11-V12)、WinCC、PCS7、MS-SQL、Oracle、ASP.netなどのテクノロジーを採用。

②プロセス・オートメーション・サービス:
さまざまな技術システムのプロセス制御ニーズの適合度を予測するもの。SIMATIC TIAポータルSTEP 7(V11-V12)、WinCC、PCS7、MS-SQL、Oracle、ASP.netなどのテクノロジーを採用。

③ラボラトリー・オートメーション・サービス:
Siemens SIMATIC IT Unilabといった特定のソフトウェア・ソリューショの開発、統合、カスタマイズをサポート。

組み込みソフトウェア

インダストリーX.0とIIoTに向けて、製品の接続性とインテリジェンスを促進するには、ソフトウェアを製品に組み込むことが非常に重要です。製品の仕組みを理解し、それに合ったソフトウェアを開発するには、ソフトウェアおよびエンジニアリングのノウハウと、機械・電子工学の知識の両方が必要です。

アクセンチュアは業界のエコシステムにおいて中心的な役割を果たし、お客様が既存の需要に対応しつつ、新たな商機を探るための支援を行います。産業用ソフトウェアとデジタル・マニュファクチャリングを用いた効率的な事業経営の支援を担うことで、お客さま企業はイノベーションとオートメーションの強化に集中的に取り組むことができます。また、エンドツーエンド・ソリューションを提供したり、お客様のエコシステムを構成する要素を調整したりするサービスも行っています。主要な業界プロバイダーとの連携により、お客様はさまざまなプラットフォームにおいて、リスクを抑えつつ、より短時間でソリューションを導入することが可能となります。既存のシステムとプロセスへのシームレスな統合も実現します。

アクセンチュアは組み込みソフトウェアの分野において、駆動制御から通信プロセッサー、特定の組み込みソリューションまで、幅広い製品開発サービスを提供しています。

アズ・ア・サービス

インダストリーX.0は、資本集約型製品をサービスとして販売するという新たなビジネスモデルの到来を示すものです。

産業用デバイスがネットワークにつながり、よりインテリジェントになるに従い、大量のデータが生成されるようになっています。これらのデータは、データとサービスに基づく新たなビジネスモデルの基礎となり得ます。これを可能にするには、さまざまな組み合わせで再構成することにより新しいバリューチェーンとネットワークを生み出すことができる、デジタル・インフラストラクチャおよびサービスを開発する必要があります。

アクセンチュアは、これまで製品最重視してきた企業が、サービスをベースとした新たなビジネスモデルに移行すための支援を行います。製品の使用によって生じる大量のデータを収集・分析した上で、正確に解釈することで、企業の競争力を強化します。例えば、タイヤ・メーカーのミシュランは、接続性とスマート・デバイスを利用することで、タイヤの販売ではなく、タイヤのモビリティと安全性をサービスとして提供するというビジネスモデルへと完全に移行することに成功しました。センサーとインテリジェンスをタイヤに内蔵し、サポート・ネットワークでタイヤのパフォーマンスを監視することで、問題を解消できる仕組みを構築しています。また、予測的メンテナンスによって、ドライバーは可能なかぎりコスト効率よく、安全に、ダウンタイムの発生を抑えながら、トラックを運転することが可能になります。

エブリシング・アズ・ア・サービスは新たなパラダイムとなりつつあります。これが定着すれば、製品とサービスを資産として取得する必要がなくなり、必要に応じて「サービスとして」利用できるようになります。

アクセンチュアは、デジタル・エコシステムの形成と組成に欠かせないサービス・プラットフォームの構築を支援します。これらのプラットフォームはさまざまな製品サプライヤーやサービス・プロバイダーをつなぎ、これまでにない新しいサービスの統合を可能にします。構築のベースとなるのは、サイバー物理システムと、デジタル対応製品間の相互接続とデータの交換を可能にするソフトウェア定義型のプラットフォームです。それらを接続することで、現実世界とデジタル世界のギャップを解消します。

仮想コラボレーション・プラットフォームは、エコシステムの効率化を図りつつ、新しいソリューションの開発のための学習環境を提供することを目的としています。アクセンチュアのデータ・サイエンティストとテクノロジー専門家は、企業が新しいソリューションを探し出し、それらをサービスとして提供することを可能にします。これによって、製品ライフサイクルのあらゆる段階でユーザーやオペレーターのデータを利用して新たな知識を生成する継続的な改善プロセスが促進されることになります。

サービス・プラットフォームを根付かせるには、容易にアクセスできることが必須です。アクセンチュアでは、デジタルと現実のサービスの統合が簡単に行える、アプリを使ったサービス・プラットフォームの構築も行っています。これによりユーザーは、アプリ・ストアから関心のあるサービスにアクセスし、モバイル・アプリを使って、いつでも、どこからでも、サービスのコンテンツと仕様を直接設定することが可能になります。