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コンサルタントが語る
ビジネス・プロセス・サービス

グローバルBPS


海外事業を展開する日本企業を支援する
「グローバルBPS」

アクセンチュア株式会社
オペレーションズ本部
ビジネスプロセス
アウトソーシング統括
マネジング・ディレクター
ル フィリップ

「日本企業の海外事業展開は新しい話ではありません。業界によっては、売上高の海外比率が5~6割にも達するグローバル時代において、世界で戦い抜くための基盤をどのように整えるかは、多くの日本企業の経営戦略におけるクリティカルな問題です」とアクセンチュアのビジネス・プロセス・サービスを統括するル フィリップは語ります。

JETRO(日本貿易振興機構)のアンケート調査1に、日本企業の海外ビジネスにおける第一の課題は、海外ビジネスを担う人材の確保であるとの報告があります。

言葉・文化・商習慣・時間(時差)の異なる各国で、人材を採用・育成し、戦略の遂行において最高のパフォーマンスが発揮できるようマネジメントする、ということは至難の技です。人材の確保と育成の課題は、日本企業だけではなく、各国の現地企業やグローバル企業でも最優先課題とされています。

また、海外事業の展開が加速する中で、現地での事業管理が十分にできずに透明性が欠けたり、本社から現地への統制が効かなくなったりすることから甚大な損失が生じている、という報告も増えています。
事業管理を完全に現地任せにしていたケースでは、本社による監査が形式的になり、事業の実態が把握できず、最終的には、粉飾決算となってしまった、などの問題も起きています。
海外事業の合併や買収のケースでも、同様の事業管理上の課題を抱えている企業も少なくありません。

海外拠点における営業実績や在庫引当の管理、未収金の回収、キャッシュフロー管理、過払い・未払いの防止、人材の確保やコンプライアンスの徹底は、事業を安心して行うために必要不可欠です。そのために事業基盤の構築は緊急かつ重要な課題です。ビジネスプロセスが全く整備されていないことにより生じる事業リスクは、海外事業を展開する多くの日本企業が抱えている不安であり悩みです。

「海外事業におけるこのようなクライシスは、程度の違いこそあれ、多くの日本企業で生じています」とルは続けます。

そこで、日本企業の海外展開を支援するために、アクセンチュアが推進しているのが「グローバル ビジネス・プロセス・サービス(グローバルBPS)」です。
グローバルBPSでは、海外拠点の事業の実態を「伝票レベル」「粒子レベル」という細かいレベルで把握し、あらゆるトランザクションデータをビッグデータに組み込んでいきます。データを最大限に活用したアナリティクスにより導き出されるインサイト(洞察)を事業戦略にフィードバックできるビジネスプロセスを構築し、グローバル規模の統一オペレーションとして業務に定着させるためにサポートします。

グローバルBPSを率いるのは、オペレーションズ本部のマネジング・ディレクター、サブロック ラージです。サブロックは過去11年にわたり世界中のアクセンチュアでBPO/BPSを担当してきた経験を活かし、現在は日本企業向けに、さまざまなグローバル規模のデリバリーシステムを構築・運営しています。

サブロックはグローバルBPSを次のように説明します。「グローバルBPSは、世界50カ所以上のアクセンチュアのデリバリーセンターを活用して、お客様の世界各国の人事や財務経理、調達、物流、営業支援やマーケティングなどの業務運用を集約し、標準化とデジタル化・自動化を実現するサービスです。ソーシングから支払い、受注から回収、採用から退職など、一連の業務をエンド・ツー・エンドで引き受け、合理化することで、支出の削減、受注から納品までのリードタイムの短縮、支払条件や債権回収の整理と改善、人材定着率の向上などを図り、キャッシュフローや事業収益の改善とコンプライアンスの徹底をサポートしています。お客様にグローバルな事業プラットフォームを提供するサービスと言えます」

また、近年では、特定業務に対する労働力の提供に焦点が当たりがちなビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)としてではなく、人工知能(AI)、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)、オペレーション・コンサルティングなどを取り入れ高度化した「ビジネス・プロセス・サービス(BPS)」として、高品質かつ包括的なソリューションをお客様に提供しています。

「アクセンチュアは、お客様に単なるアウトソーシングだけを提供すればいいとは考えていません。お客様のビジネスにおける課題をじっくり伺ったうえで、グローバルBPSではどのように課題を解決できるかを提案し、お客様のパートナーとして一緒に実現していきたいのです」とサブロックは語ります。

アクセンチュア株式会社
オペレーションズ本部
ビジネスプロセスアウトソーシング部
マネジング・ディレクター
サブロック ラージ

お客様に寄り添った
コミュニケーションとサポートを重視

グローバル化を加速させ、世界で事業を展開する企業に対して、アクセンチュアのグローバルBPSがどのような価値をもたらすことができるのか。
この答えのヒントになるのが、オペレーションズ本部のコンサルタント、福田勇大が語るアクセンチュアの特徴です。

「アクセンチュアは、お客様とのコミュニケーションを非常に重視しています。どんな立場の人間も、常にお客様に寄り添い、チーム全体でお客様の課題を把握し解決のために取り組むことに注力しています」(福田)

国内はもちろんのこと、世界各国でもこのようなきめ細やかなサポートを提供できるサービスがグローバルBPSです。

例えば、言語や文化の違いが原因で日本本社と海外支社間のコミュニケーションが上手く図れずプロジェクトがなかなか進まない、とのお悩みに対しては、海外業務の経験を持つ国内の担当者を日本本社に、顧客対応に優れた海外の担当者を海外支社にそれぞれアサインし、海外支社が日本本社に進捗や結果を報告しやすい体制を整えたり、日本本社と海外支社間のコミュニケーションの機会を設けたりすることで、グローバルに密な連携が図れる環境を整えることも、アクセンチュアのサポートの一つです。

アクセンチュア株式会社
オペレーションズ本部
ビジネス・プロセス・アウ
トソーシング部
コンサルタント
福田 勇大

チーム・アクセンチュアで
お客様に最適なサービスを提供

アクセンチュアのグローバルBPSは、世界の各地域のさまざまな業界、さまざまな規模における企業の課題を解決に導いています。世界50カ所以上にデリバリーセンターを持つ圧倒的な規模と地の利を活かし、世界中の事例データベースからお客様の課題と関係性の高い事例を研究し、専門の担当者をアサインします。

「アクセンチュアの強みは、仮にある地域に課題解決に必要な人材やツールがない場合でも、世界中のすべてのお客様に対してベストなサービスを提供できるチーム・アクセンチュアの体制が整っている点です。例えば、日本ではまだ手がけたことのない課題も、海外で同様の課題を解決した担当者を参画させることで、ソリューション構築からデリバリーまでエンド・ツー・エンドでお客様をサポートしています」とサブロックは説明します。

現在、サブロックが日本に駐在しているのもそのためで、まだ日本国内にはないソリューションをお客様に提供しようと、国内のお客様と定期的な話し合いを重ねています。ほかにも、AI、RPA、プロセス改善などの分野に強い専門の担当者を参画させ、日本企業のグローバル展開の課題に取り組んでいます。アクセンチュアの海外の担当者に対して不安を感じるお客様もいると思いますが、日本の担当者も含めたプロジェクトチームを構築しサポートしていきますので安心してご相談ください。



組織全体の改革に一緒に取り組みます

企業にさまざまな利益をもたらすグローバルBPSですが課題もあります。それは、まだ多くのお客様にBPSの本質をお伝えしきれていないことです。「BPSは、単にテクノロジーや自動化を導入することではなく、働き方を根本から変革する取り組みです。企業全体を支えるようなサービスが提供できることをお客様に伝え、社内啓蒙をサポートすることもアクセンチュアの役目だと感じます」(福田)

アクセンチュアではBPSを「部門単位での業務効率化やコスト削減」に限定せず、「企業や組織全体の成長を実現するための変革プログラムの一部」だと捉えています。

現在支援している日本企業のお客様で、企業買収を進め海外で急速に成長している企業があります。このお客様では、企業買収により企業は1つになったものの、同じような業務が複数のプロセスとシステムで独自に運用されている極めて非効率な状態が生じており、さらには「企業全体の業務が不透明になりガバナンスが効かない」という悩みを抱えていました。そこで、グローバル規模で業務の効率化を図るためにアクセンチュアのサービスを導入し、経理、財務、会計の各部門業務の最適化と標準化を実現し、現在もさらなる成長に向けた変革を推進しています。

BPSを進める中で最も重要となるのが、変革を押し進めるチェンジマネジメントです。最適なソリューションを採用しても、組織全体が変革に取り組もうとしない限り成功にはつながりません。
アクセンチュアのビジネス・プロセス・サービスを統括するル フィリップはこの点を「良いアイデアがあってもそれを活かさなければ意味がないのと同じで、良い仕組みがあってもそれを適切に運用しなければ効果は生まれません。お客様にソリューションを提供する際には、大きな成果を残すために、お客様にも、社内の関係部門や経営層などのステークホルダーに働きかけていただく必要があることをご理解いただけるよう心がけています」と語ります。

チェンジマネジメントへの意欲を、お客様とアクセンチュアが一緒に持ち続けること――これがグローバル規模の業務改革を成功に導く鍵となります。

アクセンチュアは、1つの課題をきっかけに、過去や未来の課題も把握し、お客様のビジネスの成長とビジョンに沿ったソリューションの提案・実行と経営ビジョンの実現を支援していきます。アウトソーシングのコンサルティングベンダーとしてだけではなく、ビジネスの課題を一緒に解決するビジネスパートナーとして、ぜひアクセンチュアにご相談ください。アクセンチュアにおける国内外の豊富な実績と最先端の技術を駆使し、課題解決に向けて一緒に取り組んでまいります。




関連コンテンツ​

2016年度日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査, 日本貿易振興機構(JETRO), https://www.jetro.go.jp/world/reports/2017/01/5b57525465154f73.html, 2017年3月17日