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コンサルタントが語る
クラウド・サービス

Big Data Analytics on Cloud

情報系データベースはクラウド化の時代

田野 由布子

アクセンチュア株式会社
アクセンチュア クラウド
シニア・マネージャー
田野 由布子

情報系データベースは企業の重要な意思決定をサポートするシステムとして活用されています。企業のビジネスの機敏性を高め、顧客のビジネスニーズに素早く対応することが期待できます。しかし、昨今は顧客の嗜好が多様化し、IoT・モバイルデバイスから日々生成される膨大な非構造化データなど、分析対象となるデータも急激に増えてきたことから、高性能かつ拡張性のある仕組みを構築することが不可欠で、その有力な選択肢として情報系データベースのクラウド化が挙げられています。

近年では、Amazon RedShiftやGoogle BigQuery、Microsoft Azure SQL Data Warehouse等、多くのクラウドプロバイダが情報系データベースのマネージドサービスを提供しており、多くの企業が情報系データベースのクラウド移行を進めています。

情報系データベースをオンプレミスで構築する場合には大きな投資となるため、IT部門がビジネスケースを明確に説明できないと、経営層やビジネス部門から投資対効果が見えないと指摘され、なかなか稟議が通らないというケースもあると思います。クラウドであればスモールスタートが可能なので、リリース機能ごと等の小さい単位で個別に投資判断ができます。また、クラウドはオンデマンドでシステムの拡張・縮小ができるため、最初にすべての機能の実現可否を見極める必要がありません。加えて、データ分析は100%の効果が保証されるものではないため、トライ&エラーを繰り返して分析の精度を高めていけるような柔軟なシステム環境が必要となるなど、情報系データベースはクラウドの特性と相性が良いと考えられます。

しかし、十分に考慮しなければいけない点もあります。情報系データベースにある大量データのうち、実際に使われているデータは限られており、その大半が使われていないデータが占めているというような場合、そのままクラウドに移行すると利用料金が高額になります。またマネージドサービスの課金体系は複雑で理解が難しく、思ったより利用料金が高額になってしまった、というケースも見受けられます。性能面では、オンプレミスDWHの代表的な製品であるTeradataやGreenplumはさまざまなワークロードに対応している製品ですが、Amazon Redshiftなどのクラウド・サービスでは同時アクセス数などの仕様上の制約があり、オンプレミスDWHの機能や性能をそのままでは実現できないケースもあります。アーキテクチャ面では、大量データを処理しながら、データの特性に応じたさまざまなデータの保持要件に応え、保持するデータを厳密に管理する必要があります。ビッグデータの基盤内に保持する大量かつ多種多様なデータを、セキュリティを維持しながら管理し、どこに何があるかを明確に提示できるようにしておかなければ、ユーザーが安全に素早くデータ分析を実行することができなくなってしまいます。

このような事態に陥らないためには、クラウド化することで達成したいビジネスゴールを明確に定義し、ステップを追ってクラウド化の検討を進める必要があります。データをオンプレミスDWHと同じように構造化データとして管理するのではなく、データレイクを組み合わせ、使用するデータ・使用しないデータの棚卸しとクラウド化するデータのライトサイジングを実施します。同時進行でユーザーの処理が重なるタイミングなど、実際の運用シーンを想定した性能検証やコスト試算も行います。その上で、目的の要件に合ったクラウド・サービスを選定していきます。場合によっては、データセンターにデータを格納し、データ処理と分析のみクラウド・サービスを利用するという、ハイブリッド型という選択肢や、AmazonのRedshiftとAuroraを組み合わせるという選択肢もあるかもしれません。企業には自社の要件とデータモデルの正確な理解、クラウドの特性やデータレイクに関する知見、適切なサービスを選び抜くための判断力が求められます。

三原 哲

アクセンチュア株式会社
デジタルコンサルティング本部
マネジング・ディレクター
三原 哲

アクセンチュアが提供するサービス

アクセンチュアでは、さまざまな業界におけるデータ活用コンサルティング、アナリティクスに関する知見と実績、クラウド・サービスの移行実績などからより導き出したノウハウに基づき、お客様の情報系データベースのクラウド化を強力にサポートいたします。

また、クラウド移行後の運用管理支援サービスでは、お客様の運用データを分析しコストとサービスの利用動向を把握して、コストを最小限に抑えてクラウドのリソースを有効活用していくための戦略立案の推進・サポートも行っています。

  • データ活用コンサルティング

    • アナリティクスに関する知見と実績

      アクセンチュアは、グローバルで17,000人を超えるアナリティクス・プロフェッショナル部隊と、高度な数学モデル構築・予測、洗練された統計処理を含む広範囲のデータ分析ケイパビリティを駆使し、お客様のデータ活用戦略の策定をサポートします。

      アクセンチュアが提供するサービス

    • クラウド・サービスの豊富な構築実績

      10年前から市場に先駆けてクラウド・サービス構築に関わる方法論をアクセンチュア独自で整備し、強固な体制を構築してきたことで、国内外におけるクラウド化の多数の構築実績を有しています。クラウドを利用したシステム構築では、「移行フレームワーク」に定義されたタスクに従って、「標準化・ポリシーの策定」「クラウド環境を利用したトライアルの実施」等を経て、グループの共通基盤としてクラウド環境を構築していきます。

      アクセンチュアが提供するサービス

      アクセンチュアが提供するサービス

アクセンチュアが提供するサービス
アクセンチュアが提供するサービス
アクセンチュアが提供するサービス
  • クラウド移行後の運用管理支援

    クラウド移行が完了しても、サーバ、ストレージ、ネットワークのパフォーマンス管理、障害予兆の把握、リソース利用動向の把握、利用コストの適正化など、その後の運用管理に悩むお客様も多いと思います。

    アクセンチュアの運用管理支援サービスでは、クラウドリソースのコストと使用パターンを分析して状況を理解し、長期的なコストデータを分析して、クラウドリソースの容量計画の向上に役立つ正確な予測をもとに、コスト削減機会を提唱するなどのサポートを提供しています。

    ク ラ ゥ ド移行後の鵬讐理支橿

クラゥド移行後の鵬讐理支橿

アクセンチュアは、情報系データベースのクラウド化の計画から実行、クラウド移行後の運用管理までのトータルサポートを提供しており、お客様がビジネスの成長に注力できるよう支援いたします。

情報化データベースのクラウド移行を検討している、クラウド移行後の運用管理で課題を抱えている、という場合には、ぜひ、アクセンチュアにご相談ください。


アクセンチュアが提供するサービス

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