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「モノ・コトとつながる保険会社(Insurer of Things)」の時代

「モノのインターネット(Internet of Things)」が台頭する経済環境において、保険会社はビジネスモデルへの大胆な再構築が求められるでしょう。

概要

"83%の保険会社はデジタル機器が「モノを売る」から「体験を売る」ビジネスへのシフトを後押ししていると考えています。"

保険業界の伝統的なビジネスモデルにおいて、従来の収益源は依然として変わらないものの、「モノのインターネット(Internet of Things 以下、IoT)」という急速なイノベーションが台頭する経済環境において、持続可能性は弱まりつつあります。保険はコモディティ化のリスクに直面しています。

IoTの破壊的テクノロジーは、迅速に取り組みを始めた保険会社に大きな機会をもたらします。こうした状況下において、保険会社は、広範なパートナーエコシステムを運営しながら、保険バリューチェーン全体におけるイノベーターとなることが極めて重要です。

「モノ・コトとつながる保険会社」になるためのビジョンを策定し、その実現に向けビジネスモデルを運用していくには、強力なリーダーシップが求められます。こうした変革には大きなリスクが伴いますが、何も行わないリスクの方がはるかに大きいのです。

『「モノ・コトとつながる保険会社(Insurer of Things)」の時代』をダウンロード [PDF, 1.93MB]

主な知見

IoTは、あらゆるモノが常につながった、サービス型の経済を推進しており、伝統的な保険会社は早急にこの状況に対応しなければなりません。以下の3つの側面に大きな影響があるものと考えています。

提言

「モノ・コトとつながる保険会社」として成功するための5つの要諦

  1. 自社の役割の定義 第1に、保険会社は、革新的なテクノロジーをベースとした保険商品をサードパーティー・エコシステムに提供する、サービスプロバイダーの役割を担うことができます。この拡張サービスのアグリゲーターは、異業種の企業が担います。

    第2に、保険会社は、従来の保険商品を超えた革新的かつ拡張されたサービスを立ち上げ、保険会社にとって必要なパートナーを直接的に選択・管理するアグリゲーターになることが可能です。

  2. 商品、テクノロジー、エコシステム・サービスの3つのレイヤーの構築と活用 保険会社は、3つの統合されたレイヤー、すなわち保険商品、テクノロジー、エコシステム・サービスをまたぐコネクテッド・サービス・モデルを定義する必要があります。

  3. 保険バリューチェーンの拡張・自動化・適応 IoTは保険ビジネスのあらゆる局面に影響するため、保険会社にはバリューチェーンを横断した様々なアクションが求められます。

  4. オープン・アーキテクチャーを通じた共有と協働に向けた準備 保険会社は、外部のエコシステム・パートナーに対してオープンになり、顧客データだけでなく顧客そのものを共有する必要があります。そのためには、ITアーキテクチャーを進化させ、外部パートナー・サービスプロバイダーに対する柔軟性や相互運用性を確保することが不可欠です

  5. イノベーション文化の醸成 アイディアの創造から従業員のトレーニングに至るまで、新しいイノベーション文化を組織全体に浸透させることが不可欠です。


アクセンチュア保険業

アクセンチュア 戦略コンサルティング本部


執筆者

Gionata Tedeschi

ジョナータ・テデスキー(Gionata Tedeschi)

アクセンチュア・ストラテジー、デジタル及び保険部門戦略リード マネジング・ディレクター 
イタリア、中欧、ギリシャ地域担当

Amato Della Vecchia

アマート・デッラ・ベッキア(Amato Della Vecchia)

アクセンチュア・ストラテジー、保険部門 マネジング・ディレクター
イタリア、中欧、ギリシャ地域担当

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