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挑戦者たち
―Redefining Professionalism― Season1:変化

レビューの極意は、本質に絞って突っ込む。~自身と部下の“成長”と“時間”を両立するために~
アクセンチュアの働き方改革Project PRIDEの取組みの1つとして、生産性向上の具体事例を紹介した『挑戦者たち』シリーズを社内に発信しています。その一部をご紹介します。


“変化”をテーマにお届けする第1回は、アクセンチュア・ストラテジー所属の込山努さんを紹介します。第2新卒でアクセンチュアに入社後IT戦略コンサルタントとして駆け出した込山さん。現在はマネジャーとして自動車業界の事業戦略を担い、チームメンバーには生産性向上を睨みながら、一人ひとりにあった育成方法を日々試行錯誤しているそうです。

込山さんの“変化”のきっかけとは何だったのでしょうか?


トークストレートな環境で実力を発揮したいとコンサルティング業界を志望

外資系ハードウェアメーカーを経て、2010年に第2新卒としてアクセンチュアに入社した込山さん。

当初はIT戦略のコンサルタントとして国内NGOの拠点統合や化学メーカーのBCP(Business continuity planning:事業継続計画)策定などのプロジェクトに参画し、経験を積んだ。

その後社内組織の統合もあって戦略コンサルタントへと移り、今は自動車業界を自らのフィールドとして、お客様の事業戦略のストーリーを描くプロジェクトマネジャーとして、提案活動に邁進している。

大学では国文学を専攻し、教師を目指した時期もあったが、インターンシップを通してビジネスの面白さを知った。

プロ野球の集客向上プロジェクトで新たなビジネスモデルを立案・実行、観客動員数の20%増に導き、東京オリンピック招致の取組みにも参加した。

「元々外資系企業を志望していましたが、より自分にあったアグレッシブな環境を求め転職を決意しました。小さいことにはこだわらず、ガツガツやるタイプでしたので、正しいと思ったことは、例え相手が誰てあろうと、伝える「トークストレート文化」は自分にマッチしました。一生懸命取り組んだ結果として、お客様から“アクセンチュアが戦略コンサルティングとしてナンバー1だ”という評価を受けた時に、コンサルタント冥利につきる喜びを感じます」




ファーストジョブでの “出会い”が成長の鍵に

若手の頃はトークストレートすぎる一面もあった。立場が上の人に対して「それって意味あるんですか?」などと尖ったものいいで、気づいたことや思ったことは相手が誰であろうと率直に伝えた。

変化のきっかけになったのは、初めてストラテジーのプロジェクトに参画した時だ。

思うような資料、求められているレベルでの提案ができない。「今まで散々小生意気なことを言ってきたくせに、自分だって“価値”を出せないじゃないか」。苦悩が募った。初めて壁を感じたときに、上司の手厚いサポートが心からうれしかった。

「やりたいようにやってみたらいい」。一人で悩みを抱え込んで屈しないようにと、クライアントとのやりとりの一部も任せてくれ、慣れたのを見計らって、ダイナミックな仕事に挑戦する機会も与えてくれた。

自分で丸くなれる石なんてない。転がり、ぶつかり、周りの人に角を削ってもらいながら成長を遂げることができた。そう思う。

「昔の僕を知っている人がこの記事を目にしたら、“あの込山が?”と思う人もいると思います。(笑)あの時の上司との出会いがきっかけで、相手への伝え方や考え方について深く内省しました」

マネジャーになった今、今度は自分がお返しをする番だ。


レビューは本質に絞り、メッセージを研ぎ澄ます

これまでは持ち前のポジティブ精神でくよくよ悩まず、努力で乗り越えてきたが、マネジャーの立場になるとアプローチが違う。ストラテジーでの最初に参加したプロジェクトをきっかけに得た“気づき”を部下の育成にも生かさねば、と強く思い、チームメンバー個々人に合わせた仕事の進め方を意識している。

「伸ばして欲しいことは一人ひとり違う。その人に伸ばしてほしい領域における“2歩くらい上の課題”をあえて出して、最初は満足いく結果にならなくてもいいのでまずはトライしてもらう。生みの苦しみを経験し、基礎となる定石を学ぶことへのモチベーションになれば」

だからといって無理難題をふっかけるのではなく、その人の時間の中でうまくできるよう、レビューの方法も工夫して効率を高めている。

「お客様にとって価値ある成果に直結する仕事に絞ることが大切」と、絵を描くよりもメッセージの磨きこみに時間をかける。

まず最初はPowerPoint(以下、PPT)ではなくWordで骨子となる文書を作る。「伝えたいメッセージはシャープか?」「クリアになっているか?」という点にフォーカスしてぎりぎりまでWordのみで資料を作成し、シニア・マネジャーやマネジング・ディレクターとも議論を重ねる。

メッセージを突き詰めたら、そこからPPTを一気に仕上げる。

PPTを作成後も、対面で資料を1枚1枚、微細にレビューするのは互いの時間のロス。ファイルを事前にメールで送ってもらう。部下が“迷ったこと・悩んだ部分”をあらかじめピックアップしてもらい、その部分は特に集中的にレビューする。語尾や文字の大きさ、色使いといった些末なことは指摘せず、自分でも修正する。

本質的な部分に意識を集中。レビューにかける時間は15分、フィードバックも20分程度で完了する。

「ストラテジーグループ内でも、“生産性を高める工夫”を重ねています。社内のデータベースに載せられない情報もストラテジー内ではスムーズに共有できるように環境を整備し、過去の資産が実用的になりました。また、メンバーが1カ所に固まる“ストラテジースペース”を赤坂オフィスに設置したことで、最新の情報を共有しあったり、似たようなテーマを検討しているチームからアドバイスをもらうことも容易になりました。隣同士で同じような資料を作成しなくても済む工夫など、コミュニケーション面でもより活発化したと思います」




マネジャーとして、1人のコンサルタントとして、そして父として

マネジャーとして、込山さんの今後の目標は3つある。

1つは人材育成。自分が本当に困ったときに助けてくれる絆を創りたいと考えている。目標は10人。上司として信頼されることを大切にし、部下のキャリアの悩みには親身になって相談に乗る。

2つめは自分のキャリア形成。様々な上司・先輩に指導をもらい、今では1つのストラテジー案件を回せるようになってきた。今後は複数案件を同時に回せるよう、キャパシティを強化していく。

3つめはプライベートの充実だ。月に1度の釣り部への参加や、子どもと遊んだりして気分転換をしているが、自分の自由時間をもっと拡充したい。

出会いやきっかけを逃さずに、内省を経て飛躍する。常に成長してきた込山さんは、マネジャーとして自分の経験を部下の育成につなげ、個人として、また組織としてのさらなる生産性向上の実現を目指しています。

アクセンチュア独自の働き方改革についてはこちら

挑戦者たち SEASON1:変化 挑戦者たち SEASON2:プロジェクト管理