今回は少し趣向を変えて、先日8/30(水)に開催した社外スピーカーを招いたクラウドの社内向けセミナー(勉強会)と、その企画意図とアクセンチュアの文化についてご紹介します。

有志の自主活動にてセミナーを企画開催し50名超が参加

アクセンチュアでは有志が集まり自主活動や勉強会をおこなう文化があり、クラウド推進事業本部でも有志が集まり、クラウドに係る様々な情報収集や資料整備・ツール開発といった自主活動「Cloud.Interest」を行っています。

その活動の一環として、テレビのクラウドサービス(レグザクラウドサービス)を展開されている東芝様にご協力いただき、スピーカーをお招きして社内セミナーイベントと懇親会を企画、当社のコラボレーションスペース「アクセンチュア デジタル・ハブ」にて開催し、社内の様々な組織から50名超の社員が参加しました。

セミナーではまず冒頭に、アクセンチュアのクラウド事業と社内自主活動「Cloud.Interest」および今回のセミナー開催の背景について、当マネジング・ディレクターの戸賀慶より紹介がありました。

アクセンチュア クラウド推進事業本部
マネジング・ディレクター
戸賀 慶

その後、東芝映像ソリューション(株)坪井創吾様より、「レグザクラウドサービス TimeOn & 視聴データ分析サービスの紹介とシステム運用の裏側」と題して、コンシューマ向けサービスを支えるクラウドの仕組みや5年以上の開発・運用での苦労話などについてご説明いただきました。

東芝映像ソリューション(株)
ビジュアルソリューション事業本部
VSクラウド&サービス推進室 室長附
坪井 創吾様 

そこでは、自社データセンタでのサービス提供の限界とパブリッククラウドへの移行、クラウドのマネージドサービスの利用、継続的なサービス開発・運用、大規模な視聴データの集計を時間内・高品質に行う仕組みなど、早期よりネットサービスを提供してきた国内AV家電メーカとしての苦労話や得られた知見について具体的な実例を交えながらご紹介いただき、活発な質疑応答・意見交換が行われました。

その後、会場にて簡単な懇親会を開催しました。東芝関係者の皆様を囲みながら、普段の業務の中ではなかなか知り合うことのない、社内の様々な組織から参加したメンバ同士が、同じ関心事で集まっての交流です。

セミナーの企画意図とアクセンチュアの文化

今回このセミナーを企画した意図には、大きく3つありました。

    1. 日々の業務に埋没して世の中の「変化」に鈍感にならないように、社外有識者から外部刺激を受け、ナレッジを吸収する。教科書的な内容ではなく「しみじみ」した経験談から日々の業務・今後の事業への示唆を得る。
    2. アクセンチュアの社員が増え大きな組織になってゆくなかで、社内組織やプロジェクトチームの枠を超えて交流する機会を意識的に設け、今後の協同を促進する。
    3. セミナーの企画運営を通して、特に若手の今後の活動の幅を広げる。

アクセンチュアには「Think Straight, Talk Straight」(まっすぐ考え、率直に伝える)というコトバがあり、相手を尊重しながら自分の考えをしっかりと伝えること、悩んだら適切に助けを求めること(部門や国境を超えて様々な専門家が助け合う)、という文化があります。
アクセンチュア、特にクラウド推進事業本部には新卒社員に比して中途入社社員が多く、様々なバックグラウンドをもった人材が集まっています。そのような多様な人材が各々の経験や専門性を基に、お互いによい刺激をうけながら協働し、より事業の価値を高め、魅力的な職場にしてゆくための交流の場として、今後もこういった機会を設けられればと考えています。
その際には、また本ブログでご紹介いたしますのでご期待ください。

ニュースレター
Subscribe to アクセンチュア・テクノロジー・ダイアリーズ Blog Subscribe to アクセンチュア・テクノロジー・ダイアリーズ Blog