こんにちは、ビジネス コンサルティング本部の奥山です。普段は企業様のデジタル人財育成の取り組みやキャリア関連制度の導入等のご支援をしていますが、並行してアクセンチュアのInclusionDiversityの取り組み領域の1つである、Disability Inclusion(障がいのある方のインクルージョン)を推進するDI Committeeのメンバーとしても活動しています。

学生時代に障がいのある方が身近にいたことや同じ研究室のメンバーが手話に関する脳情報科学を研究していたことなど、“障がい”が自分自身にとっては身近なテーマだったこともあり、入社と同時にこの活動に参加しています。

アクセンチュアは国連が定める123日の国際障がい者デーに合わせ、PwD Dayイベントを開催しています。すべての社員にとってのインクルーシブでバリアフリーな職場環境、また障がいのある社員の方々がより職場に適応し、長く働き続けることができる環境の構築を目指して、世界中のオフィスが12月を強化月間と位置づけ、さまざまなプログラムやイベントを展開しています。このイベントを通じて、アクセンチュアとしてどのようなことに取り組んでいるのか、PwD社員はどのように働いているのか、一人ひとりに何ができるのかなどを、障がいの有無に関わらず広く知ってもらうことを目的としています。昨年に引き続きオンライン開催となった、今年のイベントの様子をご紹介します。

PwD Persons with Disabilitiesの略で、障がいのある方のこと

 

10回目のPwD Dayイベントは

オンライン開催!

今年は国際障がい者デー当日の123日に、通算10回目となるPwD Dayイベントを開催しました。Teamsを使った完全オンライン形式で行われましたが、なんと360名以上の社員が参加しました! さらにイベント中は、PwD社員による協力のもと、手話や発言内容がリアルタイムで文章化されるなどのサポートもなされました。

 オープニングとして、ビジネス コンサルティング本部 マネジング・ディレクターであり、インクルージョン&ダイバーシティ ディスアビリティ・インクルーション日本統括を務める海老原 城一から、今年のイベントテーマ “360°Value-the story of PwD”の紹介がありました。全方位的な経営を実現する一つの要素にインクルージョン&ダイバーシティがあり、活動をさらに加速させる新しいフレームワークがグローバルで広がっていることが紹介されました。

障がい者雇用

イベント前半ではまず、DI CommitteePnetPwD Network)、人事部、Corporate Citizenship(企業市民活動)の担当者から2021年の方針や活動結果が報告されました。さらに、各プログラムの間では、各部署・拠点の推進担当者による取り組みの紹介と、拠点で働くPwD社員からは仕事のやりがいや挑戦したいことも紹介されました。

横浜にあるサテライトオフィス勤務のPwD社員からは「管理部門の事務的な作業をサポートする一方で、データ分析、動画編集、Webページの作成など専門分野でも実績も重ね、その業務の自動化も推進するなどユニークな組織」と職場の様子についての紹介がありました。また「自分自身は2つのチームのリーダーをしながら実際の作業も行っており、自分の工夫が周りへの貢献となって、喜ばれることにやりがいを感じています。こうしたやりがい、仕事の楽しさをチームメンバーと共有すること、またチーム全体のスキルアップが今後の目標です。このための研究会を立ち上げるなど、今はチャレンジと変化を楽しんでいます。」と、聞いている私自身も前向きになる話もありました。

他にもPwD社員から寄せられた、アクセンチュアで働くやりがいをいくつかご紹介します!

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周りの社員から感謝の言葉をかけられたときにやりがいを感じます。アクセンチュアへの理解をより深め、自分の業務に対する改善提案を行いたいです

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聴覚に障がいがありますが、テクノロジー部門が社内開発した音声を字幕化するコミュニケーションツールなどのおかげで、依頼元とコミュニケーションを取りながら案件を進める楽しさを感じています

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Webマニュアルの作成を通じ、数万人以上のユーザーのサポートができます。また、チームリーダーとして、自分自身だけでなくメンバーの成長を実感できることも働きがいにつながっています

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パネルディスカッション

農業×Digitalで広がる、アクセンチュアの未来

後半は、アクセンチュアが取り組んでいる農園事業についてのパネルディスカッションです。

アクセンチュアでは、社員の健康促進を通じて仲間や会社の成長に貢献し、そこから働く喜びをより実感できるように、また、さまざまな障がいのある方の新たな活躍の場となるべく農園事業を立ち上げています。千葉県と神奈川県に、協力会社とのパートナーシップのもと4つの農園を展開し、多くのPwD社員が活躍しています。知的障がい、精神・発達障がい、身体障がいといった障がいの種類に関わらず個々の個性に合わせ、自然豊かな環境で仕事ができる、そんな農業とアクセンチュアのDisability Inclusion活動の親和性は大きく、PwD社員の数も年々増加しています。

パネルディスカッションで農園事業の概要や栽培の様子、PwD社員の課題克服サポートが紹介されると、チャットでは活発な意見交換が行われました。

障がい者雇用

農園では今後、働くPwD社員みなさんのバイタル管理やドローンを使った野菜の成長度合いの計測といった作業の自動化、タスク管理や品質のチェックにデジタル技術を応用し、業務支援を進めていくことなどが検討されていると紹介されました。「今後はデジタル技術をどんどん取り入れ、PwDの方が働きやすい環境をさらに整備すると同時に、将来においては、例えば『3倍すっぱいレモン』や『とっても甘いトマト』の栽培技術開発など、アクセンチュアならではの付加価値を創出したいです。社員の皆さんに限らず、より多くの人に野菜を届けていきたいと思っています!」と熱い意気込みも共有されました。

イベントのまとめとして、インクルージョン&ダイバーシティの統括をしている常務執行役員の堀江 章子からは「皆さんがそれぞれの経験を生かした活動を展開してくれていることで、現場が着実に変わってきていると実感しました」と、今年度の活動を労うとともに、「今日に限らず、日々前向きな気持ちでインクルージョン&ダイバーシティに取り組んでいただきたいです」と、さらなる活動の活性化に期待を寄せられました。

昨年に引き続き、2度目のオンライン開催となりましたが、オンラインの強みを生かしアクセンチュアのあらゆる拠点を結ぶことができました。イベントの事後アンケートでは、参加者から「会社としての取組みは勿論、PwD当事者やサポーター といった様々な立場からの話を聞けて、PwDとして働くことに安心感を得られるような内容だった」や「普段、同じ所属・拠点以外の様子を知ることができないので、PwDの仲間がどこで、どのような活躍・努力されているのかを知れて、モチベーションアップにつながった」といった声があがりました。これからもインクルージョン&ダイバーシティの実現に向けて、PwD社員は勿論、non-PwD社員にもどんどん参加いただけるような“きっかけ”を提供していきたいと思います

▼アクセンチュアのインクルージョン&ダイバーシティの取り組み

▼アクセンチュアの障がい者採用情報

奥山 友理映

ビジネス コンサルティング本部 人材・組織 プラクティス コンサルタント

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