未来を担う子どもたちがアクセンチュアオフィスを訪問! ~社員子弟向け春休み企画:Open Office Event
May 8, 2019
May 8, 2019
こんにちは!アクセンチュアで、素材・エネルギー業界のお客さまを中心にシステム導入のお手伝いをしている中野です。今年の2月からは、アクセンチュアの企業市民活動として、これまでに培ったスキルを活かしてNPO向けにコンサルティングサービスを無償提供する、プロボノプロジェクトに参画しています。
前回のTTBizのご紹介に引き続き、またBlogを書くことになり、嬉しいです!
今日は私が携わっている「グローバル人材育成」をテーマとしたアクセンチュアの企業市民活動の1つ、社員子弟向け春休み企画:Open Office Eventについて、ご紹介します!
■アクセンチュアの企業市民活動(Corporate Citizenship)とは?
アクセンチュアでは企業市民活動の一環として、年間を通してさまざまなボランティアプログラムを企画・実施しています。
(グローバル共通のプログラム「Skills to Succeed」について詳しくはこちら。)
私はその中で、「グローバル人材の育成」をテーマに、小中高生向けプログラムの運営・実施サポートを担当しています。
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全てのプログラムは、答えを教えるのではなく、グループワークを通して生徒が自由に考え発言することを尊重したアクティブラーニング形式の構成となっています。
プログラムを通じて、グローバル人材に求められる「熱意・積極性」「やり抜く意思」「自分らしさの発信」「自他の環境理解・協働」という4つのマインドセットを生徒に気づかせ、生徒を鼓舞する(Inspireする)ことを狙いとしています。
そのプログラムの1つに、小中高生が、アクセンチュアのオフィスを訪問し、ケースワークを通じてコンサルティングの仕事を疑似体験したり、オフィスを見学して働くことに対する理解を深めたりする、オフィス訪問というプログラムがあります。
2019年3月30日には、春休みのオフィス訪問企画として、アクセンチュア社員のご家族やご友人を対象に、Open Office Eventを開催しました。
■Open Office Eventの様子 ~農業経営カードゲーム『農トレ』の様子
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午前は、赤坂インターシティのオフィスで、カードゲームを通じて経営を疑似体験できる「農業経営カードゲーム『農トレ』」を実施しました。 『農トレ』は、楽しみながら、感覚的に農業経営の全体像を理解できるよう、現役農業高校の教員とアクセンチュアのCCJグローバル人材育成チームが共同開発したものです。
(→農業経営カードゲーム『農トレ』の詳細はこちらから確認ください)
5~7人のチームに分かれ、カードゲームを通じて、「利益を上げるにはどうすれば良いか?」を考え、アクセンチュアの社員とともにチームで議論を交わすことで、「作物の栽培・収穫・販売・決算」という経営の一連のプロセスを体験しました。
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参加当初は、初対面のチームメイトに緊張していた子どもたち。みんな経営を体験することも初めて。
ですが、ゲームが始まると、徐々に意見を交わし始めます。また、アクセンチュアのコンサルタントも議論に加わることで、どんどん経営の仕組みや議論の仕方を吸収していきました。
ゲーム終盤には、大人さながらの深さと速さで戦略を立てて、積極的に議論をし、さらには、チームの垣根を越えて周りのチームにも声を掛け合う様子が見られ、我々スタッフも、その成長スピードに驚き。
参加した子どもたちからも、以下のような嬉しい声をいただきました。
・皆で一緒にコストについて考えたり、どうすれば効率がよくなるか考えたりしたことが楽しかったです。いつも農業に関わっている人たちの大変さ、重要さがよくわかりました。
・本当に会社を経営しているようで、いかなる事態でも準備をしておけば売り上げが大きく変わってくることがとても新鮮に感じました!
・作戦を立てるときメンバーと話し合い、話し合っていくうちに新しい考えなどに気づけたことが楽しかったです。予想よりも大きな利益が出たとき、とても盛り上がりました。
・初めて会った人と積極的に意見を出し合う楽しさを知ることができました。
・お金の流れを知ることができました。家でも似たようなものを作って遊んでみたいです!
そうした生の声を聴き、CCJグローバル人材育成チームがこれまでのノウハウを結集して開発した『農トレ』というプログラムが、子どもたちにたくさんの学びと気づきを与えられたのだと、強く実感でき、この企業市民活動に大きなやりがいを感じました。
■Open Office Eventの様子 ~AIRオフィスツアーの様子
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午後は、赤坂インターシティAIRにて、オフィスツアーを実施しました。AIRは2018年5月にオープンしたばかりのオフィスです。
(→AIRオープン時の記事はこちら)
社員のご家族やご友人を対象にAIRを案内するのは、今回が初めてです。
お子様・保護者様合わせてなんと200人以上の方に参加していただきました!
オフィスツアーでは、アクセンチュア社員がツアーコンダクターとなり、オフィスの中を案内します。各スポットでクイズを実施しながら、オフィス内にあるカフェSTEMCafeや、外部の方との会議で使用するMeeting Roomなど、最新の設備に触れてオフィスの空気を感じていただき、アクセンチュアや働くことに対する理解を深めていただきました。
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▲写真左:オフィスの顔となる受付にてアクセンチュアについて紹介
▲写真右:作業デスクを見て、触れてオフィスの空気を感じていただきました
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今回のオフィス見学は、参加した子どもたちの約半分が、小学校低学年や幼稚園生。40分という長い時間、オフィスを歩いて見て回ることは、疲れないか、また、飽きないか、企画時はとても心配でした。
ですが、帰る時の目を輝かせた子どもたちを見て、それは杞憂であったと分かります。
実際に、子どもたちからは、午前の農トレに引き続き、以下のような嬉しいコメントをたくさんいただきました。
・想像していた会社のイメージと違い、売店があったり、おしゃれな展示スペースや休憩スペースがあって驚きました。クイズがあったので楽しく、興味深く見学することができました。
・クイズがあることにより、一緒に回るメンバーとの会話が増え、楽しく見学することができました。積極的に手を挙げることができて嬉しかったです!
・最近、会社がどんなところか興味が出てきていたので、実際に現場を見られてよかったです。また、クイズをして各階の目的や利用内容を理解できたので、とても楽しかったです。
・お父さんがかっこいい場所で働いていることが分かって嬉しかったです。こんなオフィスで働いてみたいです!
そうした声を聞き、このオフィスツアーもまた、未来を担う子どもたちが、楽しみながら社会を知り、将来について考えるきっかけとなってくれたことを実感し、我々スタッフも大きな達成感とともに今回のオフィス訪問を終えることができました。
■最後に、
このように、アクセンチュアでは、社会貢献として、クライアントに対するコンサルティングサービスだけでなく、未来を担う子どもたちの成長をサポートする活動もしています。
また、この企業市民活動は、子どもたちだけではなく、社員の成長をサポートすることにも寄与しています。
今回のイベントでは、約20人の社員がボランティアとして、子どもたちの議論のファシリテーターやオフィス見学のコンダクターとなり、子どもたちをサポートしました。
参加した社員からは、「教育事業に興味があったため、子どもの成長に携われる貴重な経験となった」「通常のプロジェクトとはまた違い、本業にも生きる学びを得ることができた」などの声が上がりました。中には、「またぜひボランティアとして参加したい。次回に活かせるよう、担当した子どもたちの感想を教えてほしい」と我々スタッフに連絡をくださる方も。本業以外の活動にも積極的に参加することで視野を広げ、学びを得ようとするアクセンチュア社員の成長意欲の高さに、私自身、大きな刺激を受けました。
本日は社員子弟向け春休み企画:Open Office Eventのご紹介でしたが、他にもたくさんの活動をしています。次回はまた別の活動についても紹介させていただければと思います!
この記事を読んでいただいて、少しでもアクセンチュアや社会貢献活動に興味をもっていただけたら嬉しいです。
■本件に関するお問い合わせ先: CCJapan_EDU@accenture.com