6月は「プライド月間」。日本だけでなく、世界中でいつも以上にLGBTQに関するイベントが開催されるプライド月間を記念し、アクセンチュア・ジャパンが誇るLGBTQアライ*について、リレー形式で紹介していきます。第4回は、LGBTQテーマについて社内向けの広報活動を担当されている林 孝哉さんです。

* アライ(Ally)とは、支援者を意味し、LGBTQの人たちの活動を支持し、支援している人たちのことを意味します。

 

私、そしてそのLGBTQアライ活動の始まり

皆さん。こんにちは。201010月に経験者採用で入社いたしました、林 孝哉と申します。

私は社会人になってから、保険業界、銀行業界でシステム開発を担当してきました。現在は保険会社における保険契約書を管理するシステムを担当しております。

LGBTQアライ活動について知る以前は、LGBTQであることをオープンにしている方々と直接お話しする機会はなく、自分自身でも全く意識することもなく、さらによく考えたことがなかったこともあり、LGBTQというテーマはニュースで聞くような話で、そういうこともあるんだな・・・、と漠然と思っているような人生を過ごしてきました。

そんな私ですが、4年ほど前に、職場の同僚がカラフルで目を引くレインボーストラップをつけていたことと、自分のチームにおいてLGBTQに関連して疑問や対応する必要が発生した時に、身近に相談先があった方がいいね、といったどちらかというと軽い気持ちからアライ登録をしました。

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プライド月間2022

レインボーストラップ。アライ登録の証として会社より配布され、アライであることが一目でわかるアイテムです。

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アクセンチュアに入社してちょうど10年が経過したとき、それを機に何か新しいことを始めたい、仕事上の付き合いだけではない新しい活動はないだろうか?と考えていました。そんな中、ふと社内でインクルージョン&ダイバーシティ(I&D)活動が目に留まって「これかな?」と感じ、参画することに。アクセンチュアのI&Dでは5つのテーマを推進していますが、その中で、縁あって、現在LGBTQアライ・コミッティに所属しております。

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プライド月間2022

アクセンチュアのI&Dにはいくつかの領域あり、LGBTQもその重要なひとつです。

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お気楽アライ宣言のススメ

現在、私が参加しているユニットは、主に社内での広報活動を行っています。例えば、LGBTQ基礎講座を開催したり、社内のポータルサイトにLGBTQに関連する社外情報、書籍、動画などを紹介したりといった具合です。

その中で、私が直接携わっているアライ活動は、社員のアライ登録推進、アライ宣言をしてくれる方々を増やすことです。元を正せばこのテーマに特別な思い入れが無かった私が、「アライ登録の推進をする」というのもなかなか不思議な話ではあります。それでも、スタート地点でLGBTQに対して強く問題意識をもっていない人の視点も重要なのでは?と、他のコミッティ・メンバーからご意見をいただいたことで、そういう視点も大切にしながら、この活動を進めようと思うようになりました。

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プライド月間2022

アライ宣言をする方々を増やす、そのための活動に携わっています!

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さて、皆さん、日本にLGBTQの方はどれくらいいらっしゃると言われているかご存じですか?

ある調査によると13人に1人とか10人に1人、すなわち、8%10%LGBTQであるという結果があります。また、別の調査結果では、その数値が3%であるという結果もあります。これらの結果に、「えっ?」と驚いた方もいらっしゃるかと思います。

ではなぜ、ここまで数値に差があるのでしょうか?

それは、調査とはいえ、自分がLGBTQであると回答することに拒否感を覚える人や、そもそも調査の対象者が違う、回答内容にしっくりくるものが無いので選択出来なかった、などとさまざまな理由があるようです。ちなみに、世界各国の調査でも3%14%と幅はあるようです。

ここで終わらせたら単なる統計の世界で、問題の本質ではありません。重要なのは3%だ、10%だということではなく、そういったいろいろな思いや志向の違いが存在するということであり、出会った時にはお互いにそれを理解しあうということです。個人を形成するいくつもの要素(「足が速い」「頭の回転が速い」「感受性が強い」etc)の中の一つに、「LGBTQ」という要素があった。ただ、それだけのことだと思うのです。

 

アライとして耳を傾けたい

アライとは、「LGBTQの方々の活動を支持、支援する人たち」を指す言葉です。それは、アライになったらすべてを理解し、どんな場面でも全面的に、かつ積極的に支持、支援するということでしょうか?

それがすべてを言い表しているわけではない、と私は考えています。

日本で義務教育を受けた方の多くは、「人の話を聞きましょう。」と小さい頃に教わったかと思います。それがここでも基本です。例えば、LGBTQについて何か話したいと思ったとしましょう。そんな時、否定的に捉えられることが多かった結果、誰に話をして良いかが分からない状態に陥ってしまう。そんなこともあるかと思います。そういう人に気づいたら、話しやすい雰囲気を作ったり、「話を聞くよ!」とアピールしたりする。アライ登録をしていなくても、これも立派なアライだと、私は思っています。

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プライド月間2022

広大な場所に一人、そんな気持ちになった人に寄り添いたいです。

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もちろん、話を聞いても、分からないこと、解決方法が見つからないこと、内容によっては賛成できないこともあるかもしれません。しかし、まず、話を聞かないと始まらないですよね。話を聞いたら、「私はあなたの言うこの点が納得出来ない。だから、あなたの考えは受け入れられない。」ではなく、「私はあなたの言うことのすべては理解出来ていないかもしれないけれど、この点についてはこれまで自分が経験したものに似ている気がする。」と共感できれば大丈夫だと、私は思っています。という訳で、耳を傾ける人としてアライを表明してくれる人たちを探していくことが、私のアライ活動です。

最後に、LGBTQ アライ・コミッティに参加して、家族や職場のチームメンバーともそういった話をしたりする機会が増えました。チームメンバーとは、話の最後が「むずかしいなぁ。そもそも言葉でうまく言えないような感情や考えについてなんて、どうやって話し合ったらええんや?」などと答えの無い会話を、よくしています。こんな風に、たった数年前まで全くLGBTQテーマと接点0だった私のような人であっても、きっかけ次第で変わっていくようです。

皆さんも、気楽にきっかけを見つけて、こんな風に変わってみてはいかがでしょうか?

 

LGBTQ交流会の活動ってどんなもの?

ブログリレーの次回は、IT業界のLGBTQ交流会である「nijit(ニジット)」の活動に参加されている西脇 若菜さんにご担当いただきます。社外のLGBTQアライ活動の内容、ギャップのお話など、基本的に内にこもる感じの私とは違ったストーリーをぜひ楽しみにしていてください。

LGBTQプライド月間スペシャル 第5回ブログはこちら

 

アクセンチュアのLGBTQに関する取り組みはこちら: Pride at Accenture

 

LGBTQプライド月間スペシャル ブログリレー

LGBTQプライド月間スペシャル 第1回ブログはこちら

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LGBTQプライド月間スペシャル 第3回ブログはこちら

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林 孝哉

テクノロジー コンサルティング本部 ITトランスフォーメーション&オプティマイゼーション アソシエイト・マネジャー

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