オフィスで利用するリユースカップ~アクセンチュアの環境問題への取り組み~
March 22, 2021
March 22, 2021
アクセンチュアで環境に関する取り組みを担当している谷村です。
環境問題が人々の暮らしや仕事に与える影響は年々深刻化しています。アクセンチュアでは長年に渡り環境問題への取り組みを行っています。今日は取り組みの1つ、オフィスで導入しているリユースカップについて紹介します!
アクセンチュアのオフィスでは2012年よりリユースカップを導入しています。リユースカップとはプラスチックで作られたカップで、洗浄することで繰り返し使用することができます。
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導入前までは紙コップをオフィスに設置していましたが、社員数の増加に伴い紙コップの廃棄量が増加することが課題となりました。
使い捨てではなく循環型に切り替えることで環境への負荷を低減できるため、アクセンチュアではリユースカップを導入することにしました。
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リユースカップは飲料サーバーの横に設置され、社員はリユースカップを手に取り、コーヒーや水を注ぎます。使用後のリユースカップを回収箱に入れると清掃業者が回収し、外部で洗浄後、綺麗なリユースカップが会社に戻り再利用されます。
現在では赤坂や横浜の4つの主要オフィスでリユースカップを使用しています。各オフィスにて毎日1000~1500個程度のカップが使用されており、合計すると年間で約120万個を使用していることになります。
(※現在はコロナウィルス感染症対策として一時中止)
紙コップは1回の使用で廃棄されますが、リユースカップは長いと5年程使用することができます。アクセンチュアでは、2012年の導入以来、490万個の紙コップの廃棄を回避することができました。
リユースカップはゴミの削減や資源の有効利用に大きく貢献することが分かります。
また、働き方改革プロジェクトの啓蒙活動の一環で、社員から働き方改革をテーマに川柳を募集し、優秀作品をカップに印刷しました。たまたま手に取ったカップに川柳が書いてあると、ついつい見てしまいますね。このようにリユースカップは社員の意識改革にも一役買っています。
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2020年12月3日にNPO法人地球・人間環境フォーラムが主催する「オフィス向けリユースカップ導入オンライン説明会」が開催されました。このイベントはオフィスにおけるリユースカップの普及を目指すことを目的としておりアクセンチュアも事例を紹介しました。
リユースカップの取り組みは環境省のプラスチックスマートキャンペーンにも登録・推奨されており、世間の注目が集まっています。
このオンライン説明会には様々な企業や団体の方が参加され、導入に関する意欲や関心の高さを感じました。今後もリユースカップの導入企業として積極的に発信できればと思います。
アクセンチュアはグローバル全体で使用電力を100%再エネで賄うことを宣言したRE100への参画や、Science Based Targets (SBT)に承認されたCO²排出量の削減目標を設定する等、環境に関する取り組みを実施しています。
また、昨年新たに環境目標が3つ発表されました。
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現在日本のオフィスでも目標を達成するために、オフィスにおける電気使用量の削減や再エネ化、使い捨てプラスチックの排除の準備を進めています。(詳細はこちら)
また環境担当として、リユースカップに続く日本独自の取り組みも積極的に進めていく予定です。
紙コップではなくリユースカップを使用することで、アクセンチュアのオフィスを利用する社員は毎日無意識に環境に優しい行動が一つ取れています。
オフィスの中にそのような仕掛けをどれだけ増やせるのか今後も挑戦していきたいです。