テクノロジー コンサルティング本部 クロスプラットフォーム Enterprise Value マネジメント所属のNaoyaと申します。

本記事では自分がアクセンチュアに転職することとなったきっかけ、およびアクセンチュアのカルチャーの好きなところをお伝えできればと思います。

 

アクセンチュアに転職したきっかけ

 

前職では日系の会社で約5年間、SAP ERPの運用保守を行う部署に所属しており、主にロジスティクス領域(主にSDSales and Distribution、販売管理)やMMMaterial Management、購買管理)モジュール)を担当していました。

仲間やプロジェクトにも恵まれ充実していましたが、運用保守業務を行っていく中で「別の方法もあったと思うが、なぜこの仕組みでシステムを構築したのだろう」「構築時に特別な制約があったのか」など、保守フェーズのみを担当している立場からでは直接見えない部分に興味が沸き、システム構築フェーズに関わりたいという思いが次第に強くなりました。

ただ、前職で部署移動の申告も行いましたが「すぐには難しい」と言われ悩んでいました。

そんな時、アクセンチュアに居た友人と話をする機会があり、システム構築にチャレンジできるポジションがあることを知り、リファラル制度を使い2016年にアクセンチュアに入社することとなりました。

 

前職とアクセンチュアの違い

 

アクセンチュア入社後は希望していた基幹システム構築のプロジェクトにアサインされ、アクセンチュア流のSAP導入のお作法や、アドオン開発におけるアクセンチュア共通機能の使い方・考え方などを吸収し、1つの機能を構築する場合であっても「運用保守を考慮したら、どんな仕組みで構築するのが良いか」を考えながら仕事に取り組めていると思います。

また、いくつかのプロジェクトを経験する中で、これまで自分が経験していたロジスティクス領域のモジュールだけではなく、会計領域のモジュールを担当する機会にも恵まれ、スキルの幅も広げることができています。

今では冒頭でも紹介させていただきました通り、会計領域を専門とするEnterprise Value マネジメントという組織に所属しています。

 

現在手がけるプロジェクトと自身の役割

 

これまでのプロジェクトではロジスティクスや、会計といったアプリケーションチームで業務ユーザーが使用する機能の構築を担当することが主でしたが、現在のプロジェクトでは移行チームの会計領域を担当しています。

移行チームといっても単純に旧システムのデータを新システムに移行するのではなく、現在のプロジェクトではシェルコンバージョン(アクセンチュア独自の基幹システムの刷新方法)というアプローチ、かつSAP社のDMLT(Data Management and Landscape Transformation)サービスも利用しており、同プロジェクトに参画しているSAP Japanの方と協業しながら、既存機能や既存データの整合性を担保しつつ、2つのSAPシステムを1つに統合。かつ、S/4 HANAへのアップグレードを行った上で、新たなシステム要件も組み入れる形で移行検証などを行っています。

 

現在の役職での役割と意識していること

 

現在の役職(アソシエイト・マネジャー)では、メンバー数名が所属するサブチームのリーダーという形でプロジェクトに関わることが多いと感じます。チームメンバーのタスク管理、メンバーが作成した設計書・資料のレビュー、お客様とのシステム仕様の要件定義・課題の検討、他チームとのタスク調整、海外オフィスメンバーへのタスク依頼・調整に加え、自分自身のタスクも対応する必要があります。

具体例として一つ前のプロジェクトでは、会計領域のサブチームとなる債権債務チームにてメンバーが作成した設計書のレビュー、単一機能ではなく機能間の整合性も含めレビューし、後続フェーズで問題となりそうな問題についてはチームミーティングで問題提起を行い、品質改善を進めていくような活動もしておりました。

いま、自身が意識して取り組んでいることは、できる限り事前にリスクを検知して解決策などを考え、早めにスーパーバイザーやメンバーと今後の方向性を確認すること。

また、チームメンバーに何らかのタスクを依頼する際には、依頼の背景や目的を説明し、もしシステムや仕組みに関する理解度が自分と異なる場合は、仕様やあるべき対応を説明し、メンバーが納得した上でタスクを遂行できるよう丁寧に説明することも心掛けています。

今後はシステム面からだけでなく会計の業務面の理解も深めることで、お客様の業務ユーザーと信頼関係を構築できるような人材になる必要があると考えています。

 

アクセンチュアのカルチャーで好きなところ

 

何か困っている点や、気になっていることなどをチームメンバーや、スーパーバイザー、ピープルリード(プロジェクトの上司とは異なり、自身のキャリアを相談できる上司)などに相談した際に、真剣に考えてくれる文化がある点だと感じています。

例えば...

・妻が出産を控えており育児休業取得の相談をした際に「最初が肝心だから絶対に育休取った方が良いよ」と取得を後押ししてくれた当時のスーパーバイザー。(結果として10か月間、育児休業を取得しました)

・課題にぶつかったプロジェクトで、今後のキャリアについて悩んでいた自分からの相談を受け、いろいろな選択肢を示しながら丁寧な対応をしてくれた当時のピープルリード。

・持っている知識を隠さずに共有し合い、より良いソリューションを検討し合えるプロジェクトメンバー。

 

など、これまでいろいろな場面で救われたと感じています。

 

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人材とテクノロジーを編成し最適なソリューションを生み出す。アクセンチュアのクロスプラットフォーム コンサルティング
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