人材・組織コンサルタントのプロジェクトや働き方の実態は?
July 5, 2021
July 5, 2021
こんにちは、アクセンチュア ビジネス コンサルティング本部 人材・組織コンサルタントのIppeiです。
突然ですが、みなさんはコンサルタントの生活と聞いてどんなものを思い浮かべますか?
「コンサルタント、生活、サイクル」と検索すると、キーワード候補に「きつい」「転職失敗」「後悔」などネガティブなワードが並びます。私もコンサルタントの第一印象はざっくり「ハードそう」でした。
しかし入社してから印象は一転。忙しさの波はありますが、平均してワークライフバランスの取れた生活を送っています。(残業時間は1日当たり1-2時間程度)本記事では、そんな私の普段の働き方、コンサルタントとしての身の動かし方について紹介します。
前提として私の簡単なプロフィールをご紹介します。
・2年前に事業会社からアクセンチュアに転職
・組織・人事領域のコンサルタント
・一児の父
<<< Start >>>
<<< End >>>
私は新卒でデジタル系の広告代理店に入社し、営業を4年ほど経験後、自ら希望を出し人事へ異動しました。教師である母を幼少期から間近で見ていたり、学生時代に子どもに絵画を教えるボランティアに参加したりし、教育には元々興味がありました。転職はせず、今の広告代理店にいながら教育系の仕事に就けたらと思い、異動希望を出しました。
その後、主に新卒採用や階層別教育を数年担当し、徐々にその道のプロフェッショナルになりたいという思いが高まっていきました。プロフェッショナルになるには一社のみの経験では提案のバリエーションや説得力に欠けるため、多様な企業への人事領域の提案が積める仕事を探し、幾つかの教育事業会社や人事系コンサル会社をチェックしました。その中でも幅広い業界での実績があり、DX人材育成やラーニングプラットフォーム導入など、提案にデジタルが必ず掛け算されているアクセンチュアの人材・組織コンサルタントに出会い、入社を決めました。アクセンチュア入社後は、クライアントであるお客様の人材育成に向けた育成像の策定、研修設計・運営、評価方法策定等を支援させていただいています。まさに入社前に求めていた多様な企業への人事領域の提案ができており、モチベートされる日々です!
<<< Start >>>
<<< End >>>
お客様の人事や事業部と連携しながら組織・人事領域の支援を行います。人材育成から評価制度策定、トレーニングプラットフォーム導入・運用支援まで、プロジェクトは多岐に渡ります。アクセンチュアには幅広い業界に対するコンサルティング実績から蓄積された豊富なノウハウ、人材育成のフレームワーク、トラディショナルなマーケティングスキルから昨今のデジタルスキルにおける知見があり、それらを活用しながら支援を行います。ただし、ただ単に知見をインプットするのではありません。お客様毎に個別の課題があるため、まずは課題の具体化・ボトルネックの当たり付けから始め、支援内容を徐々に具体化し、お客様の組織成長に向けて伴走します。
事業会社にいた私からすると、外部から横槍を入れられるというのは中々やり辛い部分があるのではと以前はうっすらと考えていたのですが、お客様の期待値に最大限応えようとする真摯な姿勢や「One Team」感を意識した日々の対話によって、そうしたお客様が感じるであろう不安はある程度払拭できているように思います。
また、事業会社の人事とコンサルタントが大きく異なる点はプロジェクト制の働き方である点です。個人的には広告代理店の営業に戻ったような感覚ですが、アクセンチュアでは現在担当しているプロジェクトでの支援がすべて完了する際に、人事と連携しながら次のプロジェクトを見つけます。プロジェクトはビジネス状況および社員のスキルや希望などにより決まりますが、プロジェクト側は「必要な人材と合うか」、社員側は「自分のやりたい仕事とマッチするか」「自分の目指したいキャリア像とマッチするか」といった観点で互いに検討することが多いです。プロジェクト完了後から次のプロジェクトに参加するまでの期間で希望を出して有休をとる方も多くいます。
また、次のプロジェクトを担当する時は初動からパフォーマンスを発揮すべく、情報のキャッチアップは非常に大切です。アクセンチュアには「ナレッジエクスチェンジ」と呼ばれる全世界共通のナレッジが蓄積されたデータベースがあるため、私もプロジェクト開始前に可能な限り目を通し、業界トレンドを勉強したり、今後自分に任されそうな業務にアタリを付けたりしています。
現在、コロナのパンデミックによりアクセンチュアでは原則リモートワークとなっています。昨年から複数のプロジェクトを担当しましたが、リモートワークを推奨するお客様も多いため、ほぼ出社はしていません。移動時間が無い分、保育園の送迎ができたり、夕食を家族で取れたりと、子育てや家族との時間が取れており、助かっている面もあります。保育園のお迎えは18時頃に行く必要があるため、私も同タイミングで仕事を切り上げます。どうしても仕上げなければならない仕事は翌朝に回すことが多く、18時以降は仕事を忘れ、プライベートモードにスイッチします。(リモートワークにより、夜型から朝型に変わりました)
<<< Start >>>
<<< End >>>
アクセンチュアは社員へのサポートに手厚い会社だと感じます。社員のスキル・ナレッジを高める研修は定期的に組織横断で開催されますし、社員一人ひとりにピープルリード(旧称:キャリアカウンセラー)が付き、キャリアについて相談できる機会も常に設けられています。また、「Project PRIDE」というアクセンチュア独自の働き方改革もあり、個人の働き方についても上司に相談しやすい環境が整えられているため、私のように育児をしながら働くワーキングペアレンツには持ってこいだと思っています。オン・オフをしっかり切り替えられる職場で、一緒に日本中の企業の人材・組織を変革していきませんか?
関連サイト:
人材・組織コンサルタント 採用情報
採用イベント・セミナー案内
人材・組織コンサルタントのブログ連載:
人材・組織コンサルタントとしての想い
コンサル未経験でも、「前職での実務経験」が自分の強みに
グローバルに活躍する社員Vol.4:人と組織とグローバル
Info アクセンチュアには社員紹介制度もあります。応募の際は社員までお声がけください。
スキルや興味に合った職種を探してみましょう。アクセンチュアでは、情熱、知的好奇心や創造力に富み、チームメンバーとともに課題を解決できる方を求めています。
キャリアのヒント集、社員が執筆した記事、業界リーダーの知見など、アクセンチュアのウェブサイトに掲載されている情報を活用しましょう。
タレント・コミュニティにご登録いただくと、最新の募集職種、ニュースや社員からのアドバイスなど、あなたの好みに合わせた最新情報をお届けします。やりがいのある機会があなたを待っています。