ネット系サービス企業のエンジニア、アクセンチュアへ(テクノロジーコンサルタント(通信・メディア・ハイテク領域))
August 2, 2021
August 2, 2021
こんにちは。
テクノロジー コンサルティング本部でSoftware&Platform業界(S&P。いわゆるネット系サービス企業)を担当しているマネジャーのHiroyukiです。
ご存知のようにS&P業界はGAFAを筆頭に飛躍的な成長を続けており、提供サービスの多くは既に私たちの生活に不可欠なまでに定着しています。一方で、S&P企業は私たちの限られた時間とお金を奪い合うように、サービス面でも技術面でも熾烈な開発競争を繰り広げています。
私はこのようなS&P業界のお客様向けに、プロダクトの改善や開発生産性の向上、DX推進など幅広いテーマでご支援させていただいております。
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私にとってアクセンチュアは3社目。前職はS&P企業でBtoCネットサービスの開発を担当していました。S&P業界にいたエンジニアが、アクセンチュアに転職してどのような学びや経験を得てきたか。これからお話しすることは私の主観的な内容になりますが、あなたが今後のキャリアを考える上で少しでも参考になればと思います。
<こんな方にオススメしたい>
・ステップアップを考えている30代のシステムエンジニア
・S&P業界やコンサル業界に興味がある方
私が新卒で入社したのは主に業務系システムの受託開発を行っている国内SIerです。
最初はC++やJavaでの開発業務から始まり、上流工程→開発チームリーダー→プロマネと、システムエンジニアの一般的なキャリアを重ねる中で、メガバンクや証券、広告代理店、食品、重機、製薬など様々な業種のお客様のシステム構築に携わってきました。
国内SIerで約10年、プロマネとしてお客様と一緒にシステムを構築することにやりがいを感じていたものの、より変化の激しい環境で勝負したいと考え、ネット系サービス企業への転職を決めました。
ネット系サービス企業で最初に任されたのが、新たな音楽配信サービス構築のシステム責任者。Webベースのシステム知識や構築経験は持っていたものの、エンドユーザーが期待する品質/性能を満たすためにはまさにフルスタックなエンジニアリングスキルが求められました。
サーバやネットワークの構成はもちろんのこと、配信特有のストリーミングやDRM(デジタル著作権管理)のノウハウ、アプリをサクサク動かすためのチューニング(スマホは今より断然性能が低かった!)、さらに、事業責任者の想いが強かったアプリUIの度重なる改修。。
そしてなんとか無事にサービスインした後も、アプリやシステムの挙動が不安定になるとエンドユーザーのクレームがSNSや掲示板で拡散されて炎上。。
変化の激しい環境を期待してネット系サービス企業に入社しましたが、そのスピード感や緊張感は想像以上。サービス自体もその基盤となるシステムも、常にダイナミックに変えていかなければエンドユーザーはすぐに離れてしまうという当たり前な現実を実感できる、とても刺激的な環境でした。
7年間在籍し複数のBtoCサービス構築を手掛けてきましたが、だんだんと私自身が既存サービスやシステム、組織体制に囚われてしまい、その範囲内で物事を考えることが多くなっていることに気づきました。
事業会社にいるとどうしても発想や技術スキルが自社最適化されてしまいがちで、それは良い悪いの話ではなく、自分のキャリアパスや目指す姿と比べて合ってる合ってないの話だと思いますが、これまでの業務系システム開発やBtoCネットサービスの構築経験を踏まえ、私の場合は技術領域の幅広さや汎用性の高さを武器に価値提供していきたいと考えました。
アクセンチュアを選んだのは、
「コンサルからシステム構築まで一貫して手掛けていること」と「グローバルでノウハウが共有されていること」の2つの理由が大きかったです。自分が強みとするシステム構築経験を活かせ、さらに、技術面で先行する欧米のトレンドや支援事例にアクセスできることで最新技術にキャッチアップできると考えたから。
そして入社後は、自身の強みを活かしS&P業界のお客様を幅広いテーマでご支援させていただいております。
先日、S&P業界のお客様に、DevSecOps構築支援の提案を行いました。
DevSecOpsとは、DevOpsの開発スピードを損なうことなく、ライフサイクル全体にアプリやインフラのセキュリティを組み込むこと。概念自体は数年前からありますが、開発パイプラインの最適な設計/自動化などが必須で洗練された運用ができている事例はまだまだ少ないです。
お客様の社内には高度なスキルを持ったエンジニアの方がたくさんいらっしゃいますが、ベストプラクティスを期待されて私たちに提案を依頼されました。
私個人で経験がほとんどなく、国内でもお客様に合った事例が少ない領域。しかし、このような場面で非常に心強いのがグローバルのエキスパートやノウハウです。
マネジング・ディレクターに紹介してもらったグローバルメンバーから欧米での支援事例や成功モデルを共有してもらい、さらにインドのエンジニアまで加わって技術ディテール含めてディスカッション。グローバルのノウハウを活かして提案内容が詳細化され具体的な形になっていくプロセスに興奮というか、感動というか、とにかく非常に勉強になりました(もっと英語が話せたら良かった。。)
アクセンチュアではこのような国内外エキスパートとのコラボレーションだけでなく、業界や技術などの様々な勉強会が日常的に開催されていて、常に最新トレンドにキャッチアップできる環境。これは特にエンジニアにとって必要な環境ではないでしょうか。
このブログを書くにあたり、自分の経歴を思い返し追体験しましたが、ネット系サービス企業からアクセンチュアに転職して良かったなと、思ってます。S&P業界の中にいるからこそ経験できることは多かったですが、今のように業界の外側に立ち俯瞰的に見れるからこそ得られる学びがたくさんあります。
もし機会があれば一緒に仕事できることを楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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