アクセンチュアへの転職と家庭の両立(テクノロジーコンサルタント(通信・メディア・ハイテク領域))
July 30, 2021
July 30, 2021
こんにちは。
アクセンチュアのテクノロジー コンサルティング本部で通信・メディア・ハイテク領域のお客様を中心に業務改革やシステム導入の支援をしています、Fumiです。
家庭を持ちながらアクセンチュアへ転職し、マネジャーとして働いている私自身の経験を基に「アクセンチュアへの転職とワークライフバランス」について書きたいと思います。
私には現在7歳の娘が一人いますが、アクセンチュアへ転職した3年半前はまだ3歳でした。前職時代に産休・育休を取り、時短勤務で復職後も私が主に家事育児をしていたこともあり、その段階でのアクセンチュアへ転職は勇気の要る決断でした。
海外大卒ということもあり英語を活かした仕事をしたい、前職のシステム開発や営業経験を活かしてよりお客様のニーズを汲み取る形で業務改革やシステム導入に関わりたいという希望を持っていた一方、これまで転職経験もない上に家庭もあるから難しいだろうと、半ば自分のキャリアは諦めていた時でした、意外にも当時3歳の娘のある言葉が背中を押してくれました。
それは七夕の願い事に書かれた「大きくなったらお母さんのお仕事のお手伝いがしたい」という言葉でした。共働きの家庭で育つ娘にとって、より自己投影するのは “働く母親”である私であり、私の生き方自体が娘自身の将来像として捉えられていくことを痛感しました。
その言葉を受けて、自分は子供に誇れる仕事やチャレンジをしているだろうか、家庭や子育てを理由に諦めていないだろうか、将来娘に“こうあってほしい姿“は今の私の姿だろうかと自問自答し、やはり今チャレンジすべきだと行動してからわずか1か月後にはアクセンチュアへ転職が決まっていました。
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アクセンチュアの人材層の厚さのお陰で、転職した後も常に見える範囲にロールモデルとなる方が居たこともとても助かった点です。何人もの子育てをしている女性のマネジング・ディレクターやシニア・マネジャーはもちろん、男性でも子供が生まれる毎に年単位で育休を取っているマネジャーも居ました。私が一緒に働いたチームでは家庭や子供の有無関係なく、お互いの状況を理解した上で最適なチームの在り方はどのような形か一緒に考えてくれる人も多かったです。
仕事と家庭のバランスは自分の問題なので自分だけで解決すべきだと思っていましたが、アクセンチュアでは決してそうではなく、自身の状況や悩み、困っている事を周囲と相談することで、その状況を踏まえた上でお客様に貢献するため、チームを最適化するためにはどうしたらいいのか、周囲の方と一緒に前向きに考えていただきました。そこまでしてもらえると私自身もさらに貢献したいというモチベーションになりますし、自分が貢献できることは何かということを、より踏み込んで考えられるようになったと思います。
転職から2年経った頃にマネジャーとなりました。“アクセンチュアのマネジャー”はそれなりの人材でなくてはならないというプレッシャーもあり、自分では無理ではないかという漠然とした不安がありました。同時に、特に不安に思っていたのはマネジャーになると、忙しくなって家族との時間が無くなるのではないかということでした。
そんな不安を抱えている時に社内の女性社員を対象としたマネジャー昇進へ向けた研修に参加し、実際にマネジャーとして活躍している女性の話を聞くことができました。そこでわかったことは、部下をしっかり育て、コミュニケーションを取ることでチームとしてはマネジャーの負担はむしろ減ること、家庭とのバランスはこれまで通り周囲やシニア・マネジャー以上に相談し、抱え込まずに解決するということでした。
その他にも色々な話を率直に聞くことができ、漠然とした不安はなくなり、自分が具体的になにをチャレンジしなくてはいけないか明確になった上でマネジャーに昇進することができました。
実際にマネジャーになった後に、子供の小学校入学に合わせて3か月間時短勤務に切り替えましたが、チームメンバーとのコミュニケーションを密に取ることで全く問題なくプロジェクトを進めることができました。お客様との関係も良好だったことで時短勤務への切り替えも実現したので、プロジェクトに早くから関わって良好な関係を築いていたマネジャー以上の方々にも感謝です。家庭のバランスは周囲と相談しつつも、マネジャーとなったことで自分がコントロールできる部分も増えてきたと感じます。
現在はコロナ禍のため1年以上完全在宅勤務をしています。働きながら子供の「いってきます」と「ただいま」が聞こえる距離に居られるとは思っていなかったので、その点はうれしい誤算ですね。
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家庭とのバランスに正解はないので、自分がその時に優先したいことを自分なりの優先順位で持っておくようにしています。今は家族との時間を優先するか、仕事を優先するか、半々なのか優先度も比率も自分の「Want」をうやむやにせずに都度自覚することも大事だと思っています。バランスに不満を持ったままでは仕事にも支障が出てきますね。
休みの日は子供と遊んだり、休息に使ったりと仕事のことは忘れて過ごすようにしています。
<平均的な1日の過ごし方>
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アクセンチュアは課題解決のプロでもあります。人生において常に仕事が第一優先ということはあり得ませんし、いろいろなバックグラウンドや事情を抱えているメンバーが居る中、それらを踏まえていかに一人一人が最大のパフォーマンスを発揮できるか、いかにお客様に貢献できるかを特にマネジャー以上は常に考えています。
よく、女性であることや子供がいることがマイナス要素になるのではないかと聞かれることがあるのですが、私の経験上そのようなことは全くありません。抱え込まずちゃんと自分の状況を正しく伝えて、一緒に解決方法を探していく、より良い方向を模索することが求められているからだと考えています。
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関連サイト:
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Vol.2:ネット系サービス企業のエンジニア、アクセンチュアへ(テクノロジーコンサルタント(通信・メディア・ハイテク領域))
Vol.3:フィットネス、世界一周、インドネシア移住…自由に生きてきた私がアクセンチュアにいる理由(テクノロジーコンサルタント(通信・メディア・ハイテク領域)
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