SAPエンジニアのグローバルキャリアはアクセンチュアで!
January 26, 2022
January 26, 2022
こんにちは。
アクセンチュア テクノロジー コンサルティング本部のHuangです。
新卒で入社して以降、一貫してSAPグループで仕事をしています。現在はマネジャーとして、販売・購買・物流関連のSAPソリューション提案及び導入を担当しています。
私が就職活動で様々なコンサルティングファームの中からアクセンチュアを選んだのは、グローバルなキャリアを築けることが決め手でした。今日は、アクセンチュアでSAP×グローバルキャリアを築くメリットについて、お話したいと思います。
SAPは数多くのグローバル企業に基幹システムとして選ばれる、ERPシステムのデファクトスタンダードと言えるものです。ERPシステムは、購買、生産、販売、物流といった企業活動をデータ化し、最終的に財務諸表を作るまで、様々な情報を一元管理して、経営の効率化を目指す基幹システムです。そして、我々は、SAP導入を通して、お客様のビジネス上のさまざまな課題やニーズに対して解決策を提供しています。
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グローバル企業にSAP導入サービスを提供するには、様々な文化背景・言語・経験を持つ海外のお客様とコミュニケーションすることが必須です。特に、SAPでは業務領域ごとに複数のモジュールが提供されていますが、1つのSAPシステムを稼働させるには複数のモジュール(チーム)の連携が必要で、グローバル企業においては、その連携も世界各国の導入先拠点の人々を巻き込むグローバル活動になります。
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では、私自身のこれまでのキャリアを含めて、アクセンチュアでのSAP×グローバルについてお話します。
私は中国出身で、大学院を修了して日本での就職を決めました。トリリンガル(中国語、英語、日本語)でグローバルな職場に適応しやすいことが留学生としての私の強みであり、その強みを最大限にいかしたいと思いながら就職活動を行っていました。就職活動中の座談会やOBOG訪問ではアクセンチュア社員のバイタリティ、ダイバーシティの印象が強かったです。そしてITバックグラウンドを持たない新入社員に手厚い研修、サポートが提供されるアクセンチュアでチャレンジしてみようと入社を決めました。
入社後、自ら進んでSAPグループを希望しました。新卒入社した社員にSAPの基礎を教える社内研修が行われましたが、その社内研修はアクセンチュア・インドオフィスのエキスパートを日本に招き、英語で実施されました。入社早々、グローバルな環境に置かれ、専門知識とコミュニケーション能力が鍛えられる日々でした。
研修後、初めて配属されたプロジェクトは日本国内の大手メーカーのSAPチームでした。そのチームはロジ(販売・購買・物流)と会計の2大領域に分かれており、それぞれお客様先(オンサイト)と海外(オフショア)人員から構成されていました。オンサイトはお客様と直接コミュニケーションをして、業務改善に関わる要件を集約してソリューション提案を実施するのがメインです。オフショアはSAP機能の詳細調査・実装を主に担当しています。私はオンサイトメンバーとしての役割を果たしつつ、オンサイトとオフショアの連携の促進にも注力しました。
プロジェクト外でも、よりグローバルプロジェクトで活躍できる人財が育つよう、社内で様々な研修が運営されています。その一つであるGo Global Talent Program(GGTP)という社内研修活動に2年間参加しました。GGTPはSAPプロジェクトで必ず直面する主要なイベントを模擬的に実施し、グローバルプロジェクト経験の豊富なコーチに英語でプレゼンを行う活動です。初年度はチームメンバーとして、事前に準備した資料に基づいて英語プレゼンを実施しました。2年目はチームリーダーとして、メンバーの皆さんを事前にコーチングし、また、プレゼンテーション中には本番さながらに行われる質疑応答に対応し、経験を積みました。まさに実践的なSAP導入に際しての活動を英語で行う経験を積み、貴重な基礎を築くことが出来ました。
2年半前に、大規模なSAPグローバル展開プロジェクトに参画しました。世界各地に拠点を持つお客様で、グローバルテンプレートを作るフェーズでは、ヨーロッパ、北米、中国、東南アジアなど各拠点のお客様とFace to Faceで業務プロセスを整理したり、業務フローを説明したりしました。
私が担当しているのは商品販売後のアフターサービスを中心としたビジネス領域です。各拠点ではそれぞれの商習慣や業務ルールがあるので、それらを要件として整理し、各拠点が合意し実行できる業務プロセスとシステムを作ることが必要です。アフターサービス領域は業務プロセスにかなり自由度を持っており、地域差が大きかったところをまとめあげました。
コミュニケーションは基本的に英語でしたが、拠点担当者と日本本社担当者の間で話が発散したり、効率的なコミュニケーションができていない時は、日本語/英語を交互に使いながら進めました。また、アジア拠点向けの会議では「アジア拠点はみな中国語の方が得意なので、中国語で説明をお願いしますね。」と急なむちゃぶりをされることもありましたが、そこで英語資料を見せながら、中国語で説明し、日本語で補足するといった事も何度か行いました。やはり、各拠点でメインに使われている言語で資料説明し、コミュニケーションができたら、一気にお客様と信頼関係を築けます。英語ではなかなか伝わらないローカル要件をすい上げたり、発言しにくい場面でお客様を代弁したりすることで、グローバルコンサルタントとしてプロジェクトに貢献する事が出来たかなと思います。
また、導入先拠点が各国にまたがるだけでなく、プロジェクトメンバーも世界各地から集まっていました。アメリカ、マレーシア、インドから来た日本語のできないSAPエキスパートや英語が得意でない日本メンバーなど、言語面では協業が難しそうなメンバーを、日英中を切り替えながらコミュニケーションを取り、1つにまとめるのが私の腕の見せどころでした。仕事の話だけではなく、各自の趣味や各地の食習慣などの話もしたりして、公私ともに仲良くなりました。ちなみに、私のチームは今は全員外国籍メンバーで構成されていて、日常的に3か国語を駆使して業務遂行しています。グローバルプロジェクトならではのチャレンジでありながら、魅力でもあると思っています。
アクセンチュアには社員がグローバルで活躍できるように、入社時から手厚い研修・サポート制度が整っており、そして学んだことを実践できるプロジェクトがたくさんあります。さらに、SAP導入を支援する企業の中でもアクセンチュアが突出していると思うのは、ビジネス戦略コンサルティングから、システム導入、さらには保守運用まで、一貫してかつグローバルに支援を提供する体制が整っているところです。これがアクセンチュアの最大の強みだと考えています。
さて、長々と私の話にお付き合いいただきありがとうございます。
振り返ってSAPをキャリアの1つの軸として進むことができてよかったと思いますし、グローバルなキャリアをめざす方にはぜひおすすめしたいと思います。皆さんと近いうちにお会いできることを楽しみにしています。
関連サイト:
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