アクセンチュアの仕事は何に似ている?(マネジメントコンサルタント)
March 30, 2020
March 30, 2020
こんにちは、アクセンチュアのAkihiroです。
2008年に新卒で入社後、業界問わず領域選ばず、目の前にある仕事をしてきました。その中でも自分の好きな製造・流通業界のコンサルタントとして、最近はシニア・マネジャーとして複数のプロジェクトを支援しています。
さて、世の中的にアクセンチュアは「コンサルティングやITサービス」の会社と言われています。
お客様である組織や企業に対し、目指すべき未来を形作ったり、顧客体験を再定義したり、数十年に一度の大きな変革を支援する、といった説明をしているのですが、
いかんせんサービス内容が幅広く、しかも日々変化しているために、とにかく分かりにくい…。学生のみならず、家族にもなかなか理解されないのが実態です。
今日は、そんな我々の仕事に対し、私なりの解釈をしたいと思います。
昔から一般的に例えられているのは「企業のお医者さん」です。
確かに企業や組織の悪いところ(課題)を診断し、解決へ導くという意味では近いように思いますが、私たちはお医者さんのように特別な資格を以って診断するわけではないですし、お客さんと一緒に汗をかいて向上させるという面では「リハビリの療法士」のようでもあります。
データを突きつけてある種のショック療法をすることもありますし、時にはサイボーグ手術のように今現在ない組織や機能を外部から持ち込むこともあります。
そもそも悪いところに着目するのではなく、各企業が持つ強みを活かして、アライアンスと呼ばれる企業間連携の仲介をすることもあります。
まるで「結婚相談所」のようです。今でいうと出会い系、といったところでしょうか。ただし一般的な結婚と異なり、3社以上になることも多いですね。
弊社がその輪に直接加わることもあれば、後ろからそっと支えることもあります。
最近は合弁会社の設立など、一緒に成果も痛みも分け合うような協業モデルが増えているように思います。
一方、私個人が一介の中間管理職として仕事をする中では「通訳」に近いと感じることもあります。
お客様の中では組織や立場が異なる関係者が数多くいるものですが、それぞれが考えていることを理解し、周囲に伝わるように分かりやすい共通の言葉で表現することは、とても難しい仕事です。
(ちなみに弊社メンバーもバックグラウンドが多様化し、テクノロジーからデザインまで幅広いテーマで会話するため、面白くもありますが時として大変です・・・)
一見、使いっぱしりのように見えるかもしれませんが、取り組みに関わる全員が目指すべき将来像をメッセージにし「伝道師」として旗を振ることもあります。
理解力だけでなく、共感力とパッションが必要になる理由です。
これまでお伝えしたように、弊社の仕事には様々な側面があり、これからもその役割は変わっていくと思います。
とはいえ変わらないと思うのは「一人の人間としての視点」です。
お客様がどんな企業・組織であっても、最終的にその価値を享受する一般消費者としての視点を忘れず、
それは本当に世の中を便利に、快適にしているのか?長期的に世の中にポジティブなインパクトを与えられそうか?と立ち止まって考えることは、今後より重要になると思います。
・・・すいません、分かりにくい話を分かりやすく説明しようと思いましたが、結局分かりにくくなってしまいましたね。
アクセンチュアの仕事について、少しでもイメージが深まりましたでしょうか?
読んで頂いたみなさまに何か伝われば幸いです。
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