管理職の転職Vol 2.:今までの経験を武器に更なるチャレンジを
July 31, 2020
July 31, 2020
みなさん、はじめまして。約1年半前にアクセンチュアに転職し、今年3月よりビジネス コンサルティング本部のテクノロジーストラテジー&アドバイザリーでシニア・マネジャーをしていますNorikazuです。本日は簡単な自己紹介と私が実際担当したプロジェクト紹介や私の1週間のスケジュールを通じて、テクノロジーアドバイザリーの仕事内容をイメージできるようご紹介させて頂ければと思います。
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1. 転職のきっかけ
冒頭に記載したとおり、私は経験者採用でアクセンチュアの関西オフィスに入社しました。私は生まれも育ちも大阪で、前職は日系コンサルティングファームの関西支社で製造業のお客様を中心にITコンサルティングを担当しておりました。前職自体に何か不満があったわけではないのですが、コンサルティング活動を通じてお客様の日々のチャレンジを隣で見ているうちに、自分自身も何か新しい取り組みや変化の必要性を強く感じるようになり、従来とは異なる組織風土や文化、多様性に満ちたタレントが多そうなアクセンチュアへ転職することにしました。
#初めての転職で実はドキドキ
2. 入社してからの苦労と良かった点
正直、入社した直後は何をするにも慣れていなくて戸惑いました。勤怠を入力する、交通費を清算する、提案書を作成する、契約準備するというだけで、知らないルールや新しいシステムのため理解するにも思った以上に時間がかる。一方で、早く新しい環境で成果を出さないと焦る毎日。。
そんなときは、入社直後に転職経験のある友人からもらったアドバイス「焦ったところで、どうせ成果なんてすぐ出ない。まずは慣れることに集中。」という言葉を思い出し、肩の力を抜いて目の前のことに集中するようにしたのと、経験者採用入社の同期ネットワークで手続き系の情報交換や助け合いでなんとか乗り切ることができました。
逆にこれまで自分自身が働いてきた組織風土や文化と大きく異なり、プラスに感じた点としては、アクセンチュアのプロジェクト型の働き方は、とにかく新鮮で非常に働きやすい環境だと感じました。
前職でも、コンサルタントとして、プロジェクト単位で仕事を遂行してきましたが、実はそのプロジェクトの根底には “自組織や自チームという枠があったうえでのプロジェクト化”が通常であったため、組織やチームを跨いでコラボレーションするにはそれなりに面倒な組織間調整が必要となっていました。
しかし、アクセンチュアでは、組織よりもプロジェクト軸・クライアント軸が強く、プロジェクト単位で都度必要なメンバーを各部署から集める運営のため、変な組織の壁や利害関係が優先されずクライアントファーストやコラボレーションが非常にやりやすい環境だなと実感しました。
他にはグローバルのネットワークや活発なコミュニティ活動、人材の多様性などは入社前に私がアクセンチュアに持っていた印象通りで非常に刺激的かつ充実した毎日をおくることができています。
#入社時研修で「組織は覚えなくていいよ、どうせすぐ変わるから」と言われた
#本当に1年で組織が大幅に変わった
3. テクノロジーストラテジー&アドバイザリーの仕事内容とは?
ここからは私がアクセンチュアに入社後、どんな仕事をしているのかをご紹介したいと思います。まずは我々のグループのミッションからお話させてください。
昨今、データ量の飛躍的な増加や、アナリティクスやAI等の技術革新により、テクノロジーがビジネス上のキードライバーになりつつあります。あわせて、消費者を取り巻く環境も一気にデジタル化したことにより、これまでの各社単独での商品・サービス開発の世界から消費者を中心としたエコシステムを形成し、どのように消費者や社会の課題を解決するかに企業活動の重心がシフトしつつあります。
一方で、企業活動をこれら変化にあわせ対応していくことはトランスフォーメーションと言われるほど大きな改革を伴うため、各社苦労しているのが実態です。
アクセンチュアのテクノロジーストラテジー&アドバイザリーでは、前述の全社トランスフォーメーションの戦略立案やシステムのグランドデザイン、トランスフォーメーションを推進する組織・人材・プロセス等の設計、さらにはビジネスアウトカム創出に拘りマネジメント推進するなど実行面の支援まで行います。
#2025年の崖
#一言でいうとDX支援
#CIOアジェンダからCEOアジェンダへ
4. 私が経験したプロジェクトの具体例
下記は私が入社してから経験したプロジェクトの抜粋です。1年半ですが、提案からプロジェクト立ち上げも含めると、下記以外にも非常に多くのプロジェクトに参画させていただきました。
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そんな中で私にとって最も印象的なプロジェクトは、大手メーカーのお客様の全社DX構想策定プロジェクトです。こちらは、組織ミッションにど真ん中のテーマかつ、お客様のやろうとしていることが非常に幅広かったため、色々な人に領域毎の知見を共有いただき、グローバル・アクセンチュアのアセット、提案資料をひたすら集めて、資料を作り、お客様と討議を重ねました。
そんな日々が続いたため、本当に短期間でアクセンチュアのことをよく知ることができました(笑)。中年で転職すると、今までの武器(過去の提案書とか社内人脈、Know-Who等)がリセットされるため、かなり不安だったのですが、今はこの短期間で十分すぎるほど武器が蓄積されつつあります。こういったコラボレーションが当たり前のように行われ、アセットがグローバルで共有されている点はアクセンチュアの強みだなーと身をもって実感しました。
また、このプロジェクト中はちょうどCovid-19で緊急事態宣言が発令された時期であったため、お客様・内部打ち合わせすべて完全リモート、Work From Homeで推進することで、新しい働き方への移行という意味でも印象深いものになりました。
#今も基本はWFH
5. 私の一週間のスケジュール
最後に私の1週間のタイムチャートをご紹介します。
時期によって比重は異なりますが、シニア・マネジャーとして基本は大きく3タイプの仕事を実施しています。1つ目は、プロジェクトのデリバリーリード、2つ目は人材育成や提案資料の作成、3つ目が営業・提案活動です。
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1つ目のプロジェクトのデリバリーリードに関しては、プロジェクトを2つほど掛け持ちし、それぞれのプロジェクトのゴールに沿ったデリバリープランをメンバーに共有したうえで、各メンバー・タスクの進捗確認やメンバーの資料をレビューし、それをもとにお客様と討議し成果物を最終化していく活動を実施しています。今は、メンバー全員リモートでプロジェクトを進めているため、内部ミーティングはアイスブレークの会話を意識してメンバの状況を確認したり、お客様ともミーティングの開始・終了時に余談を挟んで関係性を深める取り組みをしたりしています。
2つ目の人材育成や提案資料の作成ですが、社内の勉強会むけの資料作成や研修の講師を担当したり、プロジェクト活動で作成した資料を汎用化し、提案用にとりまとめるといった活動を実施しています。
3つ目の営業・提案活動ですが、関西圏のお客様で何か提案活動がある際に、お声がけいただき、一緒にお客様訪問や提案書作成、ソリューション検討など実施しています。
#通勤時間ゼロで朝が充実
以上、私の所属するテクノロジーストラテジー&アドバイザリーのご紹介と私のプロジェクト経験や働き方をご紹介させて頂きました。本記事を読んで興味をもって頂けた方は是非、テクノロジーストラテジー&アドバイザリーにて、お客様の変革を共に推進しませんか。
また、アクセンチュアでご自身の経験を活かしてみたい、お客様の企業価値向上に取り組んでいきたいと考えた方がいらっしゃいましたら、テクノロジーストラテジー&アドバイザリー限らずアクセンチュアでのキャリアを選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
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▼関連サイト
・アクセンチュア 管理職採用情報
・管理職の転職Vol 1.:マネジャーとしてアクセンチュアに転職。働き方を変え、3本の柱を大切に
・管理職の転職Vol 3.:総合商社から戦略コンサルタントへ
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