データグループ ケイパビリティ紹介 ②Data Strategy
March 2, 2021
March 2, 2021
こんにちは。テクノロジー コンサルティング本部データグループに所属のHirakuです。
データグループのケイパビリティ紹介第2弾ということで、今回はData Strategyについて紹介したいと思います。
Data Strategyチームの役割は、お客様のデータ活用における様々な課題を、データマネジメント戦略の立案・実現によって解決することにあります。
分析基盤を導入しただけで思うようなデータ利活用に至っていなかったり、統制がきいておらずデータ品質が低下していたりなど、データの活用に関する悩みは様々です。
データ活用のサイクル(データ生成~蓄積~活用)をまわすことで、お客様のビジネスを変革するための原動力を創出します。
お客様のデータ活用に関する課題は多岐に渡りますが、データマネジメント戦略を立案するにあたっては基本となる以下の6つの構成要素があります。
1. データガバナンス
利活用可能かつ品質が担保されたデータを恒常的に提供できるルールを定め、組織的なルール遵守チェックと、継続的な改善・是正
2. データ管理
ビジネス用語やテーブル定義等に基づいたカタログ情報に対して、品質を確保し、容易にアクセスできる仕組み・運用方針整備
3. データ品質管理
情報利活用プラットフォームに蓄積されるデータが品質を担保した状態で蓄積、利用、廃棄されるように管理
4. データ統合
保持するデータの種類が何であるか把握し、それらのデータをどのように統合していくかの方針を整理
5. データアーキテクチャ
分析基盤におけるデータに関する要件をとりまとめ、各機能配置を定めたもの。分析基盤全体のデータ連携・処理を実現
6. データセキュリティ
セキュリティレベルに応じたデータ分類や、データ漏洩予防、データ匿名化・暗号化、データ復号等の技術的対策を検討し、セキュリティを確保する
例えば、データアーキテクチャに関する戦略立案を行った後は、Data Platformチームと協業して分析基盤の構築を行うなど、データグループの中でコラボレーションして案件を進めていくことも多くあります。データグループではケイパビリティ間の繋がりも強く、親切なメンバーばかりですので、そういったチームワークも長所だと思います。
Data Strategyは他のケイパビリティと比較して、コンサルティングに軸を置いてキャリアを積んでいるメンバーが多くいます。クラウド基盤開発に専門性を持っているメンバーや、BIの活用推進を得意とするメンバーなど、様々なタレントが連携することで価値創出を行っています。(もちろん、Data Strategyチームに参画してから自身の専門性を磨いていくことも可能です)
Data Strategyにおけるキャリアパスは以下2通りあると考えています。
① データマネジメント戦略の6つの構成要素の中で得意領域を見つけ、専門的なコンサルタントになる
② クライアント(CDO/CXO)のDX推進のパートナーとなる
チーム内の取り組みや実際のプロジェクトを通してスキルを身に着けつつ、キャリアの方向性については見極めていくことになります。
Data Strategyはデータ活用を進めるためのコンサルティングを行うチームです。
システム開発の経験をお持ちの方から、業務寄りの方まで経験は問いません。「データ活用に関するコンサルタントになりたい」といった志を持った方、お待ちしております!
関連サイト:
・データがあらゆるイノベーションを生む。アクセンチュアのデータグループとは?
・データグループ ケイパビリティ紹介 ①Data Platform
・データグループ ケイパビリティ紹介 ③Data Utilization
・データグループ ケイパビリティ紹介 ④Data Integration
・データグループ ケイパビリティ紹介 ⑤ML/AI Engineering
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