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May 16, 2019
意欲と創造性をすべての10代へ – 高校生向け起業家教育プログラム ”MY PROJECT” 全国大会
By: 日高 幹人

こんにちは。アクセンチュアで昨年立ち上がったばかりのセキュリティコンサルティング本部に所属している日高です。

セキュリティコンサルティング本部では、お客さまのセキュリティ強化を実現するため、民間企業から政府機関まで幅広いクライアントに向けて様々なサービスを展開しています。事業部内で私はセールス、およびファイナンスの管理を行っています。

また、昨年から、アクセンチュアの企業市民活動として、これまでに培ったスキルを活かしてNPO向けにコンサルティングサービスを無償提供するプロボノプロジェクトに参画しています。
今回は私が携わっている「若者の就業力・起業力(アントレプレナーシップ)強化」の取り組みのひとつである高校生向けの起業家教育プログラム”MY PROJECT”についてご紹介します。


■アクセンチュアの企業市民活動とは?
アクセンチュアでは企業市民活動の一環として、年間を通して様々なボランティアプログラムを企画・実施しています。(グローバル共通のプログラム「Skills to Succeed」について詳しくはこちら。)

そのプログラムの一つである「若者の就業力・起業力(アントレプレナーシップ)強化」のカテゴリでは、多くの若者が希望を持てるような社会づくり、就労機会の創出を目指し、若者の就業力強化と起業力強化を支援しています。


■MY PROJECTについて
私が参加者の拡大・運営プロセスの整備をサポートさせていただいているNPO法人 カタリバは、被災地の子どもたちや貧しい家庭環境の中で生活している10代の子どもたちを中心に、学校以外での学びの場や居場所づくりを行っています。その取り組みの中のひとつに高校生が自分たちの地域や身の回りで気になっているテーマについて、サポートする大人たちとともにプロジェクト活動を行う ”MY PROJECT” があります。

参加者である高校生たちはこの課題解決型プロジェクトを通して、自ら気づいた課題を探究し、身の回りの誰かのために行動することで高い創造意欲とリスクを恐れず積極的に挑戦していく起業家精神=アントレプレナーシップを身に付けていきます。



”MY PROJECT”は、毎年8月~9月に全国から集まった高校生たちとサポートする大人たちでスタートアップキャンプを行うことから動きだします。その中で過去の自分と向き合い、自分が今どのようなことに最も関心があるのか探っていきます。キャンプを終えた高校生たちはそれぞれの課題を胸に各地へ戻っていきます。
その後、各地域で課題解決をすべくプロジェクトを計画・実行し、選考会を勝ち抜いたプロジェクトが最終的な成果と学びを「My Project Award」でプレゼンテーションする機会を得ることができます。


■MY PROJECT AWARD 2018 全国Summitの様子をレポート!

2019年3月22日から3月24日の3日間、”MY PROJECT”の最終発表会にあたる「MY PROJECT AWARD 2018全国Summit」が開催されました。今回のブログでは最終日の模様についてお届けします。

全国各地の予選大会を勝ち抜いたプロジェクトは、本戦である全国大会に進んでいきます。最終的にその年で特に優れた活動をした高校生に文部科学大臣賞はじめ様々な賞が送られます。「MY PROJECT AWARD」が6年前にスタートしたときは12プロジェクト、参加者18人だったのですが、今年はなんと562プロジェクト、参加者は2,700人を超えるまでに拡大しています。


MY PROJECT AWARD 2018全国Summit


全国大会まで勝ち残ったプロジェクトはどれも素晴らしく、地域の商店街を盛り上げたい、地域の祭りを復活させたい、といった身近なテーマから、小児がんの子どもたちにウィッグを提供したい、といった大人でも簡単には実現できないような社会貢献度の高いものまで多岐に渡りました。中にはクラウドファンディングを利用して資金調達して地域を盛り上げるイベントを開催している高校生までいました。私が高校生のときには知らなっただけかもしれませんが、世の中としても個性を活かす、創造性を高めるといった教育は少なかったと思います。


MY PROJECT AWARD 2018全国Summit大会の様子


印象に残ったひとつにこんなプロジェクトがありました。
文部科学大臣賞に加え参加者である高校生自身が選ぶ高校生特別賞をダブル受賞した「よみがえる!茨木の寒天 ~山からとれる海の幸~」プロジェクトです。発表者の地元である茨木市では寒天づくりが200年以上前から行われ、世界中に輸出されていました。しかしおよそ30年前に寒天づくりは行われなくなり、現在ではその存在さえあまり知られていません。その寒天産業を復活すべく、茨木愛が強すぎる高校生と、隣街に住み茨木にも寒天にも思い入れがない高校生という対照的なふたりが、地域の大人たちを巻き込み寒天を復活させるべく奔走しました。詳細はこちら


「よみがえる!茨木の寒天 ~山からとれる海の幸~」プロジェクト発表の様子


高校生の発表を通じ、漠然と何かを変えたいという思いを持っている高校生が、地域に目を向け活動している中で自分にもできることを見つけ、最終的には自分がやらないといけないという使命感をもってプロジェクトに取り掛かる姿をみて、自分の思いを声に出し発信してみると、それに応えてくれる周りの人が必ずいること、何度も何度も壁にぶつかり失敗しても、あきらめずに前に進んでいくことで状況が変わる瞬間が訪れるということを実感しました。


参加者である高校生たちはとてもエネルギッシュでした!


■最後に

2022年から高校の授業で『探究学習』を実施することを文部科学省が発表しました。今までの詰め込み式の教育ではなく、いかに自主的に問題を見つけ出し、その問題解決のためにどのように知識を活用していくのかが重視されるようになります。NPO法人 カタリバはその『探求学習』の取り組みの先駆け的な存在です。

身近な課題を見つけ出し解決策を追求していく機会を高校生に提供し、高い創造意欲とリスクを恐れず積極的に挑戦していく起業家精神=アントレプレナーシッップの醸成を図ることで、若者を育成していくことにつなげていく――そんな活動をアクセンチュアはこれからも支援していきたいと考えています。

来年2020年にはマイプロジェクト参加者が10,000人の規模になる見込みです。今後全国各地の高校や自治体を巻き込み、この取り組みはさらに加速していきます。

この記事を読んでいただいて、少しでもアクセンチュアや「マイプロジェクト」に興味をもっていただけたら幸いです。

カタリバ公式サイト:https://www.katariba.or.jp/
マイプロジェクト公式サイト:https://myprojects.jp/
マイプロジェクト基金:https://myprojects.jp/cheer/
※写真掲載元:Facebook 「マイプロジェクト」より許可をいただき転載しています


■本件に関するお問い合わせ先

アクセンチュア株式会社
Corporate Citizenship推進室
若者の就業力・起業力強化チーム
CCJapan_EMP@accenture.com

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