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Blog - Cloud ComputingCommentary from our cloud experts around the globeBLOG アクセンチュア・ クラウド・ ダイアリーズ

August 07, 2017
アクセンチュア・クラウド・ダイヤリーズ始動!~本ブログにこめた想い
By: 市川 博久

10年間で、世界の時価総額上位企業10社のうち8社が入れ替わりました。今や世界経済を牽引し、投資マネーを集めるIT企業群ですが、その代表格アマゾンの時価総額も、6月9日、一瞬で4兆円超を失う「フラッシュ・クラッシュ」に見舞われ、市場に激震が走りました。経済の世界だけではありません。政治の世界を見ても、英のBrexitとその後の保守党敗退、米大統領選でのトランプ氏勝利、仏マクロン大統領誕生と2大政党の退潮、、、、、、、少し前の常識では考えられないことが当たり前のように起きています。VUCAワールドという言葉が世間を賑わせて久しいですが、まさに先読みのし辛い時代、非連続な時代が到来しているのだと、肌身で感じます。

非連続に社会が発展していく時代においては、従来の延長線上で1から100を生み出す力よりも、0から1を作り出す力が重要になります。そして、1から100を生み出す社会で力を発揮した「課題解決力」や「生産性向上・方法論」ではなく、「課題設定力」や「新たな価値創造のための創発力」といった力こそが、0から1を作り出すためには必須のスキルとなります。では、日本企業は、どうすればこうした新しい力を身に着けることができるのでしょう?

日本企業の多くが、創発に向けた活動に取り組んでいますが、いかんせん減点主義社会、、、。一度の失敗すら許されない風潮がDNAレベルで刷り込まれている中、欧米諸国と同じようなアプローチをとっても、なかなかうまくいかない、というのが、正直なところの私見です。むしろ、日本人気質をうまく活かした創発のアプローチやITリーダー像のあり方:すなわち、仲間内で集まって「悪ふざけ」をしながら、衝突・試行錯誤を繰り返し、その結果、予想だにしなかった「新しいもの」が生み出され、ITリーダーはそれをファシリテーターとして組織内で誘発していく――。こうしたアプローチが日本では有効だと考えています。

前置きが長くなりましたが、クラウドという技術はこうした創発の仕組みを作るイネーブラーとして、もはや必須、というか、大前提です。クラウド化の本質は、ITインフラに俊敏性や柔軟性、拡張性をもたらし、企業や社会が自由に試行錯誤をする仕組みを提供することにあります。逆にいうと、クラウド化は目的ではなくあくまでも手段。クラウドをゴールにするのではなく、クラウドを使っていかに創発の仕組みを、エコシステム全体で作り上げるか、そういう視点が、クラウドに携わる人には必要で、2014年に我が社のCSR活動の一環として立ち上げに携わった「LOCAL GOOD YOKOHAMA 」も、そのようにして誕生しました。

このブログでは、今後クラウドについて様々なトピックをチームで取り上げていくつもりです。ちょっとした小ネタから時事ネタまで色々あるかと思いますが、「目的ではなく手段としてのクラウド化の意味」そして「新しい時代のITリーダー像」という点を意識して発信していきたいと思いますので、是非楽しんでお読みください。

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