データ品質
信頼できる確実なデータを欠いては、意思決定は勘に頼るしかなくなります。品質の高いデータとは、そのデータの元となる現実を正しく反映し、ビジネスの目的達成に利用可能であるものです。データの品質向上は確かに重要ですが、ビジネスと投資の優先順位に応じて検討される必要があります。
品質の高いデータとは完全で、時宜にかない、正確で一貫しており、信頼できるものでなければなりません。データ品質戦略の全体像を捉えず、一部にのみ対応しようとする取り組みは、結局は非効率で無駄な費用を発生させ、ビジネス全体の優先順位と一致しない傾向があります。求められるのは部分的な対応ではなく、データ入力の基準と評価、日常的に行うデータ検証作業、さらには企業組織全体における変更管理の導入など、企業のあらゆる側面で改善を進めるための継続的なプログラムなのです。
データプロファイリングとは、データを生成から更新まで系統的に分析することにより、データ品質の評価・向上のために必要な情報を収集することです。評価結果に基づき、品質向上のための取り組みの方向性を決定します。
データクレンジングとは、データのライフサイクル全体に亘ってデータの修正を継続的に実施するプロセスです。データクレンジングの取り組みに際しては、ビジネス組織とITサポート組織の双方から適切な専門スタッフが集まる必要があります。データには正常範囲に収まらないものがあり、そのようなデータに背景、前後関係、意味や内容を考慮するためには、リソースが不可欠です。
データモニタリングとは、データの状態を手動、もしくは自動により継続的に評価するプロセスです。この評価結果により品質向上のための取り組みに対し、何らかの指針を与えることができます。
データコンプライアンスとは、データが企業のビジネスルールおよび法令に違反しないようにするための継続的なプロセスです。データコンプライアンスには、統制、監視、規則遵守、および法令遵守という4つの領域があります。
データトレーサビリティとは、データのライフサイクルを追跡しデータに対するすべてのアクセスと変更を把握することです。これにより企業は透明性、コンプライアンス、および法令遵守を証明できます。データトレーサビリティは、データコンプライアンスとともに、データモニタリングプロセスの一部と考えることもできます。
アクセンチュアは世界中の企業や公共機関と協業し、ビジネスのあらゆる側面においてデータ品質を効果的に管理するためのソリューションの開発に深く関わってきました。私たちはお客様の置かれた状況を評価し、業界および組織特有のニーズに対応するソリューションを開発、洗練させていくために、適切なリソースを導入して取り組みを行います。私たちはビジネスの優先順位のバランスを重視しつつ、データがいつでも利用でき、正確で、一貫性があり、信頼でき、安全であることを保証する現実的なアプローチを生み出すことで、最終的により良いビジネス管理と組織パフォーマンスを実現します。
記事「データの劣下とその問題点」をご覧ください。企業が真に重要なデータに注意を向け、データ改善に焦点を絞った確実に進行するプログラムを作成することで、クレンジングされたデータの価値を実現しパフォーマンスを向上させる方法を説明しています。
データマネジメントおよびデータ・アーキテクチャに関するアクセンチュアのサービスその他の詳細は、お問い合わせフォームをご利用ください。