金融機関に求められる取り組み
全文をダウンロードする:「The Point 2008年5月 VB6から.NETへの移行 」
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The Point 「ポイント」 第8巻、第3号/2008年5月
(アクセンチュア広報誌)
金融サービス本部
シニア・エグゼクティブ
マイケル・J・ブリス
.NET移行でハイパフォーマンスを実現
Visual Basic 6 (VB6)はシステム開発で最も幅広く使用されてきた言語ですが、マイクロソフト社が既にサポートを終了したため、開発者には移行する以外の選択肢がありません。金融機関は移行を迫られており、いつ、どれだけの費用をかけて実施するかを検討しなければなりません。VB6の後継言語であるVisual Basic.NETは既にソフトウェア開発市場で3分の1以上のシェアを占めるまでになっています。金融機関は.NETの採用により、生産性の向上、ダウンタイムの短縮、最新技術の導入メリットに加えて、50%ものコスト削減が可能ですので、対応が遅れた企業は競争力を失いかねません。
北米のある大手住宅ローン専門機関は、戦略上の優先事項としてVB6から.NETへの移行に着手し、最近の金融市場の危機的な状況の中で敢えて移行を完了させました。これはこの問題がいかに重要であるかを示す好例と言えます。移行は比較的採算の見込める取り組みであり、.NETへの移行に要する費用は、 VB6を継続して使用した場合に発生するサポート費用を上回ることはないはずです。むしろ、通常はそれを遥かに下回るでしょう。
今号の「ポイント」で紹介する手法を導入することで、金融機関は社内に移行サポートチームを作る必要がなくなるため、他の重要な戦略課題に時間と賃金を充当することができます。また、移行によって市場のニーズに沿った柔軟性のある機能を実現し、アプリケーションの開発およびメンテナンスにかかる経費削減も可能にします。.NETによるアプリケーションは従来のものよりもクリーンで、ドキュメンテーションや標準化が進んでいますので、導入した企業はSOA(サービス指向アーキテクチャ)を通じてより効率的なシステム構築が可能になり、競合との差別化を通じて、さらなるハイパフォーマンスを実現させていくことでしょう。
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