信用危機の中に見出すハイパフォーマンスとコスト削減のチャンス
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The Point 「ポイント」 第8巻、第2号/2008年4月
(アクセンチュア広報誌)
金融サービス本部
シニア・エグゼクティブ
トム・マタコニス、テッド・ランディス
サブプライムローン危機の中の光明
多くの金融機関は長年の好業績の後、サブプライムローンの破綻とそれに伴う信用危機の影響に苦しんでいます。特に米国の銀行では、担保の目減りを受けての借り手の債務不履行は今後も後を絶たないと思われます。収益源となる新商品が殆ど見当たらず、経済の先行きも定まらないため、成長の見通しはいまだに不透明なままです。
| 銀行は今、ポートフォリオリスクを抑制しながらも収益を伸ばし、コストを下げ続けなければならないという岐路に立たされています。市場は10 年ぶりにクレジット・ドリブン(信用主導:信用評価重視の姿勢)に転じ、査定の厳格化など、従来の慣行に戻る必要が出ています。短期的には戦術的な効率化を通じてコストを低減させる方法も有効でしょうが、より長期的な競争に勝つためにはさらに大きな変革が必要です。最後に勝利を収めるのは、収益性を高める柔軟なオペレーションモデルの採用によって、将来の安定・成長のチャンスを手中にした銀行でしょう。業界全体が安易な信用付与を避ける方向へと動く中、今後は規制当局の監視もさらに強まるものと思われますが、そうした環境下でより厳格な信用基準を適用しながらも、業績を伸ばすことのできる的確で迅速な対応が銀行には求められています。 |
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金融機関は、次なる成長フェーズで競争優位を確立するため、信用サービスのオペレーションを進化させなければなりません。それには様々な方法があるでしょう。各種の事業間で多様な融資システムを組み合わせる、信用商品のプロセスを標準化および自動化する、周辺業務のアウトソーシングを活用したコ・ソーシングモデルを創出するなど、信用サービスの進化がどのような形態になるにせよ、競争力の高いコストとパフォーマンスの強みを手にするチャンスは、これまでになく高まっています。
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