SOAの導入が金融サービスのハイパフォーマンスを実現
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The Point 「ポイント」 第6巻、第6号/2006年12月
(アクセンチュア広報誌)
金融サービス
ITトランスフォーメーション&オプティマゼーション
グローバルリード
ダニエル・ベントン
金融サービス
シニア・エグゼクティブ
ジェームス・P・アダムチック
現代のビジネスニーズに適合したアーキテクチャ
システムが業務プロセスごとに孤立したままで連携していなければ、有効なITシステムとはいえません。今日における金融サービス業では、SOAは、個別業務のパフォーマンスを改善すると共に、高度な業務プロセス連携を実現する、効果的な最新テクノロジーだと思われます。SOAは、複数のシステムにまたがる業務プロセスを統合し、一元的なユーザインタフェースを通じてユーザがアクセスできるアプリケーションにより、ハイパフォーマンスの実現を可能にするテクノロジーです。その意味では、SOAは、アプリケーション構築のための新しい手法といえるでしょう。SOAにより構築されるアプリケーションは、再利用可能なモジュール形式のコンポーネントを使用して、従来よりもシンプルかつ柔軟なシステムの実現を可能にすることで、メンテナンス・コストを低減し、閉鎖的な業務やシステム運用とプロセスというサイロを壊し、複数のシステムにまたがる業務を統合します。
ただし、SOAはテクノロジーだけに的を絞ったアーキテクチャではありません。SOAを利用するには、業務部門とIT部門が協力してロードマップを作成してガバナンス体制を再構成し、業務プロセスの適切な文書化を行う必要があります。これらを正しく行うことで、生産性、柔軟性、タイム・トゥ・マーケットが向上し、ITがビジネスケイパビリティの差別化の原動力となるのです。
現在、金融サービス業でSOAの導入が進んでいる背景には3つの理由があります。それは、真の意味での統合基準の策定、SOAに対する業界全体のサポート、さらにSOAが業務プロセス編成のテクノロジーと標準に基づいていることです。アクセンチュアの調査によると、多くの先進企業がすでにSOAを取り入れており、ハイパフォーマンスの障害になる各業務の孤立化を解消することで、今後の競争で優位な位置に立とうとしています。
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