コスト削減からハイパフォーマンス実現までを可能にするアプリケーション・アウトソーシング
全文をダウンロードする:「The Point 2009年2月 次世代のアプリケーション・アウトソーシング活用方法」 [PDF, 278KB] ※別ウィンドウで開きます
The Point 「ポイント」 第8巻、第10号/2009年2月
(アクセンチュア広報誌)
金融サービス、アプリケーション・アウトソーシング担当
マネージング・ダイレクター
フランク D・ブリエンヅィ
アプリケーション・アウトソーシング成功への道
1990年代以降、金融機関は、アプリケーションの開発・保守(ADM)をオフショア・プロバイダーにアウトソーシングすることで、ITコストの削減を推進してきました。しかし、アウトソーシングによるコストの大幅削減が実現されたものの、このアプローチは、金融業界における価値創造の原動力である、 ITパフォーマンスの改善には有効とはいえず、長期的な競争力を維持できるものではありませんでした。アクセンチュアが実施した「ハイパフォーマンスIT調査」では、効率的なオペレーションの実現、IT投資によるさらなる価値の創造、顧客満足度の向上、といったコスト削減以外のアウトソーシングによる推進要因が、先行き不透明で激しい競争が強いられる今日のグローバル市場において、ますますその重要性を高めていることが明らかになりました。このような改善への取り組みは、より戦略的かつ包括的なアウトソーシングへのアプローチを取ることで、成果へと結び付いていくことでしょう。
アクセンチュアの調査やこれまでの顧客対応の経験から、戦略的アウトソーシングによる利益の最大化には、デリバリーの工業化(IT機能を全体にわたって標準化することにより反復・予測可能なADMプロセスを作成)、アプリケーション・ポートフォリオの簡略化(技術プラットフォームの合理化、およびハードウェア・ソフトウェア資産の最適化)、および優れたビジネス・パフォーマンスの実現(価値創造イニシアチブに注力する的確なメトリクスを応用することができる、ガバナンス、リーダーシップ、組織文化の確立)といった、様々なアプローチを必要とすることが明示されています。
つまり、ITがもたらす企業価値は、金融サービス会社がアプリケーション・アウトソーシングを戦略的に検討し、いかに安価に競争優位を保つかによってではなく、いかに競争力のあるITオペレーション体制を構築するかに取り組むことで、はじめて創出され高められるのです。
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