ハイパフォーマンス・アプリケーション・アウトソーシングのフレームワーク
全文をダウンロードする:「The Point 2010年5月 不況脱出に向けIT機能を最大化する」[PDF, 382KB] ※別ウィンドウで開きます
The Point 「ポイント」 第10巻、第3号/2010年5月
(アクセンチュア広報誌)
金融サービス
シニア・エグゼクティブ
ポール・バージェス
逆境を利用する
2008年に起こった国際金融危機は、金融機関にとって従来のままのビジネスではもはや通用しないことを明確にしました。しかし、金融危機前でも、一部の業界トップクラスの金融機関は、短期的な収益性だけに力を注ぐのではなく、投資を実施しなければ長期的な競争優位を確立できないということを理解していました。こうした企業は、経済的緊張の高まりを絶好の機会と捉え、ビジネスやオペレーティングモデルを変革、再配置、刷新することで将来のハイパフォーマンスに備えており、IT 機能のアウトソーシングに関するより戦略的なアプローチに注目しています。
これらの企業は、ITアプリケーションのアウトソーシングを活用することで、必要な短期的コスト削減の取り組みを一層推進できると認識しています。全てのIT機能を戦略的にアウトソースすることで、企業は総所有コスト(Total Cost of Ownership)を大幅に削減できただけでなく、適切なITサービス・プロバイダーの選択によってもたらされた工業化や、更なる柔軟性を享受できるようになりました。つまり、それらの企業は、有効なアウトソーシングをビジネス手法を変革する手段として活用しているということです。
アクセンチュアの経験から、企業が必要なコスト削減を実現し、更に収益向上を実現するには、アプリケーション開発の工業化、アプリケーション・ポートフォリオの合理化、戦略的なアプリケーション・アウトソーシングの実施が不可欠であることが示されています。この3段階のアプローチ — 工業化、最適化、価値創造 — は、不況下でも、少ないリソースで大きな成果を上げながら事業の機動力を高める機会に変えることを可能にします。これを通じ、景気回復の過程において市場の変化に対応しつつ、ハイパフォーマンスを実現することができるのです。
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