来るべきネットワーク化社会における消費者戦略
アンディ・ジマーマン、マティアス・ルレン
広報誌「アウトルック」日本語版 2009 June
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世界中の消費者が、通信、ハイテク、メディア、エンターテインメント業界に寄せる3つの期待 ― シームレスなユーザー体験、共通プラットフォーム、卓越したサービス ―の実現を待ち望んでいる。このビジネスで競い合う企業にとって、戦略、製品、サービスの顧客志向を徹底させることこそが、進化したネットワーク化社会で、ハイパフォーマンスを実現するための必須要件といえよう。
インターネットや移動体通信の進歩によるネットワーク化されたデジタル社会は、産業、グローバル経済、人々の仕事、日常生活を根本的に変え、新たな形へと変貌させている。実際、今日のテクノロジーの発展の速さには、誰もが当惑していてもおかしくない。
ところが、アクセンチュアが最近行った調査によると、先進国、新興国の区別なく、どの国の消費者もテクノロジーの急速な発展に順応していることが明らかになっている。消費者は、進化したデジタル機器やネットワーク技術を巧みに生活に取り込み活用しているだけでなく、簡便に最新のテクノロジーを組み合わせて利用できる「完全なネットワーク化社会」を実現するよう、企業に望んでいる。
筆者について
アンディ・ジマーマンは、アクセンチュアの通信業グループのグローバル・マネージング・ディレクター兼アクセンチュア・ニュー・ビジネスのマネージング・ディレクターで、これまでに公衆回線サービス企業の CEO、大手専門サービス企業のグローバル・e-ビジネス責任者、インターネット・インキュベーターであるアイデアラボのシニア・エグゼクティブを勤めた。同氏はニューヨークを拠点に活動している。
マティアス・ルレンは、アクセンチュア通信ハイテク業グループの成長戦略を担当するグローバル・マネージング・ディレクターで、これまでに欧州およびラテンアメリカのエレクトロニクス・ハイテク業グループのマネージング・ディレクターを務めた。同氏は、通信ハイテク業グループのグローバル・リーダーシップ・チームのメンバーであり、ストックホルムを拠点に活動している。
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