エラスティック(伸縮自在な)経営のすすめ
キショール・S・スワミナタン
広報誌「アウトルック」日本語版 2009 October
PDFダウンロード
全文をダウンロードする:「エラスティック(伸縮自在な)経営のすすめ」 [PDF, 779KB]
IT、人材、研究開発などのビジネス・プロセスやケイパビリティに弾力性があり、意のままに伸縮しグローバル経済の嵐にも耐えることができるとしたら、どうなるだろうか。このようなエラスティック経営が企業業績に及ぼす影響は計りしれないものがある。
今までの企業は「孤島」に喩えられるかもしれない。そこでのビジネス・ケイパビリティは固定化され、組織という狭い範囲の中で、何を事業とするかによって中身が規定されていた。新工場建設、新分野や新規市場参入、ITのアップグレードや拡張など、事業の拡大を図るにはかなりの投資が必要であった。
このような組織は本質的に「反応型」といえる。需要が落ちれば、工場のシフトを減らし、労働者をいっとき帰休させ、高価な設備の稼働率を落とすといった具合だ。需要が急増すれば、製品不足やサービス中断が発生し、顧客の不満に対応するため一時凌ぎの採用や設備投資に踏み切るといったケースが多々見られた。
実際、現在成功している企業は実際は必ずしも効率的ではないかもしれない。何故なら、その成功の根拠となるのはピーク需要にあわせた過剰能力であり、逆に見ればそれ以外の時ではリソース、特に資金を十分に使いこなしていないということになる。
キショール・S・スワミナタンはシカゴを拠点として活動している。

戦略に関するアクセンチュアのサービスその他の詳細は、 お問い合わせフォームをご利用ください。
(関連リンク)
トップへ