アクセンチュアはCRMとマーケティング・アナリティクスにおいて高度なスキルを備えた専門家チームを配置し、RSCが芸術上と同じくCRMにおいても成功できるように支援しました。RSCの課題は、アクセンチュアの通常のクライアントと同じほど複雑であることがすぐに判明しました。劇団は、グローバルに事業展開する小売業者や多国籍金融機関がハイパフォーマンスを達成するのに必要となるような、同様の方法論と最先端のアナリティクス用ソフトウェアを必要としていました。RSCと協働して、アクセンチュアは劇団の既存および潜在的観客の輪郭を描きました。このプロファイリングは、ストラトフォード・アポン・エイヴォンとロンドンの観客に関する包括的なマーケティング戦略の基盤として役立つ、非常に重要な作業でした。
アクセンチュアのチームは、7年以上分のチケット購入データをイタリアのミラノにあるアクセンチュアの顧客インサイト・センターのシステムに読み込むことから着手しました。このデータには200万人を超える常連客の氏名、住所、来場した公演、チケットの購入額が含まれていました。アクセンチュアは提携先であるNCRコーポレーションの一部門、テラデータのデータ処理技術を利用して、顧客の行動に基づき容易かつ迅速にセグメント化ができるRSCの新しい観客データベースを作成しました。インドのバンガロールにあるアクセンチュア・顧客インサイト・ラボでは、必要なデータチェックが実施され、必要に応じてデータモデルを改変し、変更および結果が報告されました。高度なデータ・マイニングおよび分析ツールのメーカーであるKXENとの戦略的アライアンスを活用して、大量のデータを綿密にチェックし、具体的な観客セグメントと観客の来場行動パターンを割り出しました。
アクシオムとの提携関係を活用する際には、アクセンチュアは観客分析においてより多くの属性を考慮しました。これらの新たな要素には、年収、職業、子どもの年齢、ライフスタイルといった指標が含まれていました。この水準のデータを得たことで、RSCは顧客の特徴がどれほど異なるセグメントにわたる多様なものであるかを理解できました。アクセンチュアは現在アクシオムと協働し、RSCの観客プロファイルに地域属性情報を利用しています。その目的は、観客が地元で行われる公演に足を運ぶ可能性を理解することです。この作業は、RSCが地方および全国ツアーにおいて地域ごとに最適のターゲットを定めるのに役立つでしょう。
この関係における最近の展開としては、ストラトフォード・アポン・エイヴォンにある劇団の新しい仮劇場、コートヤード劇場への来場傾向モデルをRSCが開発する際に、アクセンチュアが行った支援があります。この取り組みの目標は、RSCの常設劇場スペースが変化する中で観客の来場を最大化し、これを維持することです。コートヤード劇場での公演に来場する可能性の最も高い顧客をRSCが特定し、それをターゲットとするのを支援するために、アクセンチュアのチームは傾向モデルを作成しました。このモデルは、RSCが来場しなさそうな顧客をターゲットにして経費を無駄にすることなく、コートヤード劇場の客席をより効率的に埋められるようにし、新たな観客をRSCに引きつけるさらなる資源を提供することになるでしょう。
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