IFRS国際財務報告基準 対応事例 - Otto Group
Ottoグループ概要
Ottoグループは世界的な貿易企業で、欧米・日本を含むアジアなど世界19ヵ国に123社を展開し、従業員約53,000人を有しています。複数の販売ルートを使用して4つの事業((1)小売業、(2)金融サービス、(3)卸売り、(4)その他サービス)を世界に展開し、北アメリカ・アジアでは最大の通信販売業者として知られています。2006年7月時点での営業利益は$241.6億です。
チャレンジ
財務状況に対して高い格付けを得るため、Ottoグループは、国際金融市場の情報開示要件を満たし、迅速かつ正確に財務状況を開示できるシステムの構築を目指しました。また、ドイツGAAPから国際GAAP(IAS/IFRS)へのコンバージョン、および、財務状況格付けプロセスに必要な情報を提供する為の基盤の構築とともに、競業他社に劣らない各種財務報告(年次報告書・四半期報告書など)のタイムリーな開示も実現しました。
アクセンチュアの役割
Ottoグループは、業務・システム両面から、SAPのグローバル展開に精通しているアクセンチュアをパートナーに選定。Ottoグループ全体で、会計処理のIAS/IFRS化、および、国際金融市場が求めるレベルでの財務状報開示を目的としたSAP EC-CS(連結会計)モジュールの導入をサポートし, アクセンチュアとともに、Otto Accounting Standards International Solution (OASIS)を開発しました。
Ottoグループとアクセンチュアは、2ヶ月で会計処理コンバージョンのマスタープランを作成、次の20ヶ月で以下を実行しました:
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プロジェクトの効果
OASISの導入によって以下の効果が得られました:
- IAS/IFRS準拠の高品質な会計データ
- IAS/IFRS準拠の連結処理時間の40%短縮(グループ各社のデータ提出、およびグループ連結処理)
- 四半期レポーティングの実現
- グループ会社横断のセグメントレポート導入
- 連結プロセスの自動化、それにともない、HQの役割をレポート・分析主体へとシフト
- 内部向け、および外部向け財務状況報告業務のハーモナイゼーション
- グループ内外への、効果的な財務情報の提供
Ottoグループは現状に甘んじることなく、継続的に業界での優位性を確保すべく今日も発展し続けています。アクセンチュアは、TCOの削減と生産性を高めるためにITを合理化・簡素化して標準化する能力をハイパフォーマンスビジネスの要素と考えています。Ottoグループは、この点でまさにハイパフォーマンスビジネスの実現者であるといえます。
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