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事例紹介 | クイーンズランド企業向けサービス機関 | | |
クイーンズランド企業向けサービス機関(CSA)は、四つの行政機関における管理、財務および人事のニーズをすべて満たすことを目的に1996年に設立されました。
- 一次産業部門(DPI)
- 天然資源部門(DNR)
- 山林管理(FOR)
- 州水質管理プロジェクト(SWP)
キーとなる機能を集中して管理し、アウトソース・イニチアチブをコーディネートし、さらに複数の機関にわたっているサービス提供を統括することで、CSAは政府機関の作業効率およびコスト効率を改善する貴重なソースとなったのです。
1990年半ば、クイーンズランド国庫担当者は、すべての行政機関で利用されている財務管理システムでは将来のニーズを満たすことはできないことを認識し、またCSAとその関連機関は、人事および給与支払システムの機能を多数持たせる必要があることを感じたのです。現行の人事管理システムはプランニングに必要なデータを提供せず、また増大しつつある給与支払要件についても、統合に制約がかかっていることで対応できていませんでした。
CSAとその関連機関はアクセンチュアと提携を結び、SAPPORTプロジェクト (“SAP Providing Organizational Results Together”) に着手しました。SAPPORTのミッションとしては以下のものがあります。
- CSAとその関連機関のビジネス・プロセスを再設計し、作業の合理化、効率の改善、そして新しいテクノロジーとの互換性を確保する。
- SAPエンタープライズ・システムを導入し、高品質で統合化された人事管理・財務管理機能を提供する。
18カ月におよぶプログラムでかなりの再設計が行われ、新しいエンタープライズ・テクノロジー、および五つの組織における財務・人事管理プロセスにおける互換性を最大限に活かすようにしました。
SAPPORTの財務チームは財務会計、統括、プロジェクト・システム、資産管理、国庫管理、文書管理、人事管理、給与支払、およびアプリケーション間のタイム・シート作成にSAP R/3モジュールを導入しました。主なケイパビリティは、Customer Management, Supply Management, Financial Accounting and Reportingおよび Project-based Accounting and Reportingです。
人事管理については、 SAPPORTの人事管理チームは、参画している各機関にわたった人事管理プロセス、役割、および手続きの標準化に多大の時間を費やしました。給与支払いや、アプリケーション間タイム・シート作成を含めた完全な人事管理機能を、同じ行政機関の8,000人以上の職員に首尾よく導入したのです。新しい人事管理テクノロジーがサポートする主な機能には、給与支払処理、タイム・レコード、トレーニングとその開発、職業安全衛生、雇用、公共施設管理、募集・採用があります。
五つの行政機関における財務・人事管理ニーズをサポートするため、統合化された拡張可能なテクノロジーを導入する、という大きな目標は達成されました。また、別の効果としては、機関間での迅速な情報の利用、ビジネス・プロセスの合理化、マニュアル調整・重複データ入力の削減によるビジネス機会の創出、最適な人とスキルの配置、給与支払/時間管理システムの統合による優れた運用効率、さらに職員配置や利用可能な資料・文書の関連情報がタイムリーで提供され、機関の資源管理の効果と価値が改善されました。
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