アクセンチュアのデジタル改革プログラムは、次の4つの段階を通してお客様にサービスを提供し、ハイパフォーマンス実現の支援を行います。 第1段階: 評価および計画 改革を進める際は、まず業務を総合的に評価する必要があります。この段階では、デジタル化でもたらされる価値を明らかにすることに重視し、明確な目標設定ができる基盤を確立します。 評価 まず最初に企業の基本的指針を定め、問題のある分野を明らかにすることが大切です。そのために次のプロセスを進めていきます。 - 組織の業務を徹底的に調査
- プロセス、組織、技術に関して現在生じている問題の割り出
- すぐに改善できる点の明確化
計画 評価結果をもとにして、次のステップでは、組織の構造、プロセス、技術の制約を考慮せず最終目標を策定します。これによって現行の手法を見直し、目標達成に向けた新たな手段を明確にすることができます。 この段階では、次のような改革計画のロードマップを明確にします。 - 目標達成に結び付く漸進的な取り組みの明確化
- その取り組みに優先順位をつけるための根拠を明確化
- それぞれの取り組みで獲得可能な価値の提案
- 変化への対応力
- ビジネス環境の変化に順応できるような組織構造の設計
- 効率的な手法や変更を見極め、誤っている場合には方向転換できるようベンチマークやチェックポイントの設定
第2段階: 開始および試行 この段階の主な目標は、プログラムのガバナンス構造を早期確立、最新技術の試用、そして価値の現実化に向けてプログラムに着手することです。 開始 価値の現実化を促進し、プログラムを方針に沿って進めるには、適切なガバナンス機能を備えたプログラムが欠かせません。包括的なプログラム構造には次の要素が含まれます。 - 明確に定義された役割と責任
- プロジェクト範囲、価値、ベンダー、リソースに関する問題や、リスク、クオリティ、リリース管理について継続的に対応できるプロセス
- コミュニケーションの戦略および計画
試行 革新的だが完成度の低い技術を取り入れる場合は、実装する前に試行することが重要です。コンセプト確認を目的とした試行はリスクが低く、その構造が適切であればすぐに目に見える効果を組織にもたらします。試行の対象となるプロジェクトは次の通りです。 - プロジェクトのコンセプトが広範で、すぐに多用する予定がないプロジェクト
- 期間が数カ月ではなく、数週間程度のプロジェクト
- 日々の業務で成果を上げることを意図したプロジェクト
- 利用範囲が比較的狭く、構成要素が少ないため管理が容易なプロジェクト
- プロジェクトオーナーが明確でまた関係者が強い関心を示しているプロジェクト
第3段階: 展開および拡張 試行によって効果が得られたら、次に、そのソリューションを組織全体に展開、拡張し、エコシステムを形成します。 展開 新機能を展開するには、事業に混乱をきたさないような規律が必要です。デジタル改革は組織の日々の業務に影響を及ぼすものであるため、綿密に計画、評価、教育をしなければなりません。こういった計画や準備により改革の成功率は大幅に向上します。初期の展開の目標は、様々な部署に関与を促し、関心とニーズを持ってもらうことです。 拡張 ソリューションが確立したら、組織は、変革に対応する組織内の能力とのバランスを図りながら展開を進めていく必要があります。そのためには、最大限の価値が実現できるプロジェクト適応規模、基準、範囲を明確にすることが不可欠です。 第4段階: 確立および最適化 最終段階では、新しいビジネスモデルを実際に確立すると同時に、ソリューションを最適化して成果を最大限に広げます。 確立 進化し続けるデジタル・エコシステムにおいて競争上の優位を確立し、それを維持するには、柔軟性を持って対応することが欠かせません。組織は新しいビジネス・パートナーおよびサプライチェーン・パートナーを探し、新たな環境に自身の存在を根付かせる必要があります。利用可能で柔軟性のある技術によって、組織は、新しいコンセプトやサービス提供モデルをテストすることができるようになります。 技術はビジネスを成功に導き、ビジネスは技術に対して新たなニーズを常に喚起しています。ビジネス機会を捉え、変動的な環境に迅速に対応できる能力を持つ組織がハイパフォーマンスを実現することができるのです。 最適化 新しいソリューションの導入で、新たなビジネス機会の活用や、更なるスピードアップに応えながらそれを実行に移すことが可能になります。次世代に利用可能な技術を確保するため、継続的な技術改善や新技術の探索が必要となります。 Return to 概要 |