
経営コンサルティング本部 戦略グループ マネジャー 渡辺 幸治
近年、「デザイン思考」という言葉をいたるところで耳にするようになりました。iPodのデザインを手がけた米国のデザインコンサルティング会社IDEOによって広く知られるようになったこのコンセプトは、日本国内でも多数の実践的な研究が重ねられ、事業経営モデルに採用されはじめています。 デザイン思考の概念を幅広く捉えるなら、種々の経営リソース・情報などの創意的な組み合わせにより、付加価値を創出しイノベーションにつなげていく考え方であると要約することができます。 つまり、デザイナーがさまざまな色や形の組み合わせで商品をデザインしていくように、企画コンセプトやマーケティング活動、ひいては事業経営そのものを、付加価値を追求しながら〝デザイン〞していくことになります。 デザイン思考とVEは、付加価値を追求していくという類似した考え方に基づいていますが、VEがある程度確立された手法であるのに対し、デザイン思考は発展途上にあるといえるでしょう。本連載ではVEの考え方を基に、デザイン思考に求められる付加価値の捉え方を紐解いていきます。
第1回:付加価値を考える 通常のVEでは、「V=F/C」に基づいて何が商品の付加価値を向上させるドライバーになるのかを検討していきますが、逆の発想で、商品の最終形やその利用シーンからVEプロセスを逆にたどっていくことで、その商品の持つ付加価値を分析し、イノベーション活性化につなげることができます。 全文PDFダウンロード(620KB)⇒⇒
第2回:機能デザインの落とし穴 前回はユニバーサルデザインや身近なマグカップなどを例に、リバースVEの視点で付加価値の捉え方について考察しました。今回は、付加価値を形にするための機能デザインについて考察していきましょう。 全文PDFダウンロード(620KB)⇒⇒
出典:(社)日本VE協会発刊「バリュー・コンピテンシー」連載記事 PDFヘルプ トップへ
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